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「ま、今日は初日だし、ゆっくり寝な。俺は戻るけど。
変な事すんなよ」
「保証はないけど」
「まぁ、その時はその時だけどな」
「んじゃ、いい子にしてろよ」
などと、台詞を吐きながらお得意の頭ポンポン。
そして、満足したように微笑むと部屋を出て行った。
(…まぁ、その時に嫌な事が待っていることには違いなさそうなので、今日のところは寝ますか…)
Aは今日は疲れたし、と思考を放棄した。
ベッドに潜って…と思ったのだが。
(…一緒に寝んの？アイツと？
いやいや、嫌なんですけど、あ、ソファで寝ればいいか。
身体中が痛くなりそうだけど。
何か掛けるもの…無さそう。いや、あるけどあれさとみさんのやつだしな。
やめよ。ソファ、今日からソファ生活…頑張ろ)
思考を放棄したのも束の間、自問自答を繰り返し、ソファで寝ることを決定した。
それと同時に、明日の朝身体中がバッキバキになるのも決定した。
絶望である。
「…ﾊｧ…」
そう思いつつ、寝る場所は他に無いので仕方あるまいとソファに転がった。
数分後、Aは静かな、小さく可愛らしい寝息を立てて寝た。
______
「A変わってるよなぁ、」
組長室に戻ったさとみは呟いた。
「あ、さとみ遅いやんけ」
(今日遅いのはおめーだよ)
ジェルに指摘されイラッときながらも、
「悪い悪い」
と流した。
さっき来ていなかった3人も揃い、Aの今後について、サミットが行われた。
内容は無論、Aを戦線に出すかどうか、だ。
「これ、さとちゃんの意見なんだよね、皆どう思う？」
「僕は賛成です。即戦力になるだろうし、今の彼女はなんでも言う事を聞いてくれる人形みたいになっているので、指示するなら今のうちかと」
「あ、因みに、俺は賛成してる。Aちゃんは使うべきだし。
言い方悪いけど、別にボロボロになってから差し出してもいいだろうし。」
(…流石なーくん、悪だな。
まぁ、俺も同じだけど)
「俺もさんせー！！小柄な子が増えたし。俺はそれだけで低身長をバカにされずに生きれる！！」
「いや、それは違うと思うけど」
「なんで？！さとちゃんひどい！」
(いや、そうでしょ、)
心の中で突っ込みつつ、ころんの意見を聞く。
「…んー、僕も賛成。なーくんと同じように使えるだろうから。」
(まぁ、大概はそれだよな。)
最後まで黙っていたのはジェルだった。
「ジェルくんは？」
「俺は反対やな。」
(…え？)
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aruya100(プロフ) - なりちゃさん» ご覧いただきありがとうございます！マフィア系大好きすぎてちょっと力入っちゃってます。自分でも読み返してて日本語かこれは、、ってなったりもしてますw一回で理解してもらえる文章を書きますね^^;応援ありがとうございます！頑張って更新しますー！！ (2021年8月11日 20時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃ - まだ途中までしか読んでいないですが、感想を一言で言うと、『めっちゃ難しいけど、クソ面白い！！！』です！ けど、何回か読んでいくうちに内容が分かってくるので、最高です！ 作者さんのペースでいいので、無理をせずに投稿、頑張って下さい！！！ (2021年8月10日 20時) (レス) id: de67f5a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 | 作成日時：2020年8月16日 17時
