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「へぇ…ようやくさとみくんにも…」
煽るななもり。
「んなんじゃねぇ仕事だ仕事ぉ」
それに対して、さとみは早口に抗議する。
(ニヤニヤしているななもりさん…ちょっと動揺しているさとみさん。
なんか、初々しい、のか…？
あ、そういえば、色々聞いておきたいことがあるんだった。)
「…さとみさん、私のあの写真。いつ撮った？」
「ん？知りたい？」
先程のようにニヤニヤするのとは打って変わって不思議そうに聞く。
別に言ったところで互いに損することなんてないはずなのだが。
(躊躇している…？何か都合の悪い事でもあるのか？
いや、言い方が明かに私に都合が悪いことか。
内側で絶対悪い笑みを浮かべてる。
なるほど、ポーカーフェイスが得意、なのか。
まぁ中からなら、誰かに扮してたんだろう。あの写真なら…思い出せ、あの写真…
この議題、割と最近か？
いや、半年くらい前の議題。座っていた配置は…
んー、そこまでは思い出せないなぁ。)
「…やっぱいいです。」
働かせた頭を休めるべく、少し深呼吸、そして断った。
「へー、そぉ？」
(やっぱりニヤニヤすんのかよ、腹立つなコイツ)
すると突然ガチャ、と音を立てて扉が開いた。
(そうか、防音だから耳がいい私にも外の音が聞こえないんだ。
便利なようで不便なのかもしれない。)
「失礼しまー…あれ、Aちゃん？」
(るぅとさん…マジかタイミングわっる…)
「どうも、お久しぶりです。」
椅子から降りてお辞儀する。
(絶対裏があるからね、怒らせてはいけない。)
「いや、そんな丁寧にしなくていいんだよ？2つしか歳変わらないんだし！」
(この人達は人質をなんだと思っているんだろうか。)
「…私の方が年下で、私人質ですけど？」
「えーそんな事で距離取られたら僕寂しいなー…」
(…また目を細めて。面白がってる)
「ココに来るまで…昨日か、昨日までは、ちょっと言ったらすぐに萎縮してたのに…言うようになったね」
(少し刺激しすぎたかもしれない)
「ごめんなさい。」
目を伏せて謝った。
(好感度アップ！
なんちゃって。
媚売るとか下らないし、しないけど。)
「あーあー、るぅとくんまぁた怖がらせたぁー」
「あー、カワイソー」
「なーくっ…！そんなつもりなかったの！
さとみくん全くそんなこと思ってる感じしないんだけど…！！
そっちの方が可哀想ですよ」
と言い訳を言い終えては、こちらに近づいてきた。
(何…？)
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aruya100(プロフ) - なりちゃさん» ご覧いただきありがとうございます！マフィア系大好きすぎてちょっと力入っちゃってます。自分でも読み返してて日本語かこれは、、ってなったりもしてますw一回で理解してもらえる文章を書きますね^^;応援ありがとうございます！頑張って更新しますー！！ (2021年8月11日 20時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃ - まだ途中までしか読んでいないですが、感想を一言で言うと、『めっちゃ難しいけど、クソ面白い！！！』です！ けど、何回か読んでいくうちに内容が分かってくるので、最高です！ 作者さんのペースでいいので、無理をせずに投稿、頑張って下さい！！！ (2021年8月10日 20時) (レス) id: de67f5a85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 | 作成日時：2020年8月16日 17時
