22話 ページ23
トウマ「A!!」
「!!…」
急に名前で呼ばれ、思考停止したようにピタリとなぜか動けなくなり、そのあと何をしていいか、わからなくなって足から崩れ落ちた。
ここでようやく手を離してくれた。
少し顔を上げ、見上げるといつものような優しい顔ではなく、真剣な顔をしていたような、怒った顔をしていたような。
トウマ「ごめん、急に名前で呼んで…でも大丈夫?」
いつもの優しい顔に戻って、しゃがんで私に聞いてくる。
「…月浪さんには関係ないって言った。」
それに比べて。
今は誰とも話したくなくて私は突き放すような言い方をした。
ごめんね?月浪さん…いや、トウマ。
トウマ「…そっか。そうだよね…ごめんね?」
私は何もなかったかのように澄まし顔で立ち上がり、
「大丈夫。さよなら。」
…と凛とした顔で告げ、早足で帰った。
あーぁ。私…
「…最低…知ってたけど。」ボソッ
トウマsaid
トウマ「……中里さん…自嘲してる…?」ボソッ
なんで…中里さん…いや、A…
どうして君は自分を自ら貶すの?
もっと大切にしてよ…
僕は思った…もし中里さんが…Aが…
自ら命を経とうとしたら。
…僕がAを守ってあげよう。
Aがいなくなったららきっとみんな悲しむ。
僕には僕なりにできることがあるはず。
絶対助けてあげよう。
出来るだけ、そばにいてあげたい…
……そっか僕…
.
.
.
.
中里さんのこと好きなんだ…
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順調に治りつつあるので、そろそろちゃんと更新をしようかと思っております。
お待たせしてすみませんでした。
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aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。自分自身占ツクから離れつつあるので、心苦しいですが続くかわかりません…申し訳ないです… (2022年6月22日 20時) (レス) id: 92e8fb568e (このIDを非表示/違反報告)
優 - マジでこの作品神だぁ☆この作品続けないんですか!? (2022年6月1日 16時) (レス) @page42 id: a47f4386a1 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - にゃんこさん» こんにちは〜!選ばれた少女読んでいただいたんですね…!?ありがとうございます。感謝感激でござます( ;∀;)更新復活できるように頑張りますね!! (2020年5月5日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - こんにちは!選ばれた少女から来ました〜(´艸`*)更新ガンバです(^^♪ (2020年5月4日 16時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ゴウさん» ありがとうございます!頑張りますね〜! (2020年1月12日 2時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月17日 19時