戦いの前に… ページ23
トウマは憑依が溶けたことに気づかず、ずっと私を抱き締めている。
トウマがぼそっと呟いた。
ト「嫌だよそんなの……」
小刻みに震えながら。私はすぐに泣いているのだと察した。
「…………」
私は安心させようと、トウマの背中をさすった。
「トウマ。もう変えられない現実なんだ。受け止めてよ…」
アキノリsaid
今、トウマは泣いている。
あの滅多と泣かないトウマが、泣いてる。
多分、トウマにとって舞の存在は大きかったのだと思う。
俺たちが出会う前、一緒に居たことがあったらしい。
俺だって目の前で友達が消えたりしたら…考えるだけでもゾッとするのに…
アキ「トウマ、そろそろ受け止めて空亡を止めに行こうぜ…」
「…私はトウマの笑顔の方が見たい。」
ナイス舞！
ト「っ、うんっ。」
トウマは涙を拭いて言った。
ト「絶対、空亡を倒そう！」
「そのいきだトウマ！よし。で、朱夏はその様子では目覚めなかったんだ？」
ナ「あの伝説は空亡によって塗り替えられたものだったんだ。」
「うん知ってる。」
ナツメsaid
伝説の秘密を言ったけど、舞は知ってた。なんで？
エ「じゃあお前は何故それを言わなかったんだ？」
舞以外の一同「うわぁ！」
「なんでって。それ言ったら計画台無しじゃん。」
エ「その計画、詳しく教えてもらおうか。」
「やだね。口が裂けても言わない。」
エ「…………」ギロ
え、エンマ様？
なんか見たことないくらい怖い形相してるんですけど！
「…ふん、今の私に睨めつけたって効果なしだ。
どうせもうすぐﾀﾋぬんだ。いいじゃん。？」
ナ「突然現れても平然と会話を続けられるあたり、舞らしいわね…」
アキ「あぁ…変わんねぇな。」
ト「うん…もうあの姿が見えなくなるんだよね…」
ケ「そうやって考えるのやめようよ！最後は笑って終わろうよ！舞だってそう言ってたじゃん！」
「……トウマ、こっち向いてしゃがんで？」
舞の顔何か企んでる。まぁトウマのことだしそれくらい見抜くy
ト「？わかった。」
えぇ…
「目つぶって。」
ト「え？なんで？」
「いいから。」
トウマは言われた通り目を瞑った。
舞はその瞬間トウマにデコピンした。
ナ、アキ、アヤ、ケ「え？！」
ト「痛っ？！」
トウマは思わず、おでこを抑える。
痛そうだったなぁ…
「ネガティブ思考しちゃダメ。」
ト「うん…」
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名無しのダレカ - aruya100さん» イェーイ。( ・∇・) (2020年4月28日 6時) (
レス) id: d12ec1160d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - 名無しのダレカさん» ココロキレイキレイε=ε=ε=( /・・)/イエーイ(よかったですねw純粋になれるのはいいことですw) (2020年4月24日 22時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - aruya100さん» いつどこで見ても(家でしか見ないけど)泣くんだよなぁ、慣れないんだよなぁ。でも純粋な気持ちに戻れるんだよなぁ… (2020年4月24日 17時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - 名無しのダレカさん» なんと……！！！純粋なお気持ちにお戻りになられましたか…？！よかったです(ﾟ∀ﾟ) (2020年4月19日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - aruya100さん» 追伸:この作品のその後。を見て泣いたときだけ、純粋な自分に戻れるので… (2020年4月18日 18時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月5日 0時
