検索窓
今日:34 hit、昨日:0 hit、合計:115,631 hit

鶯丸・茶の相手 ページ29

「主。茶でも飲むか?」









縁側に座る主を見かけて、俺は思わず話しかけていた。









でもちょうどいい。









茶を飲む相手を探していたところだった。









「そうね。頂こうかしら。」









主はいつも落ち着いた佇まいで、茶の相手にはぴったりだ。









小鳥のさえずり、小川のせせらぎ。









そして、隣にいるのは主。









なんといういい眺めだろう。









こんな平和な時間が、いつまでも続いてくれればいい。









俺はそう思いながら、茶を飲もうとした。









「あら、鶯丸。茶柱が立っているわ。」









ふと湯のみを覗くと、茶柱がぴんと立っていた。









「今日はとてもいい日だな。A。」









爽やかに吹いた風が、俺の言葉を打ち消した。

江雪左文字・戦い→←愛染国俊・近侍の日



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

伊兎羽(プロフ) - 小夜左文字ちゃん大好き野郎さん» はい!続編の方で書かせていただきます! (2017年12月8日 21時) (レス) id: ee1870178b (このIDを非表示/違反報告)
小夜左文字ちゃん大好き野郎 - 小夜左文字ちゃんがかわいすぎます! 今度小夜左文字ちゃんだけのを 書いて下さい!恋愛系で! (2017年12月5日 0時) (レス) id: 35aa5b0053 (このIDを非表示/違反報告)
伊兎羽(プロフ) - 燈華冬花さん» 了解です!次の続編で書かせていただきます! (2017年5月1日 18時) (レス) id: ee1870178b (このIDを非表示/違反報告)
燈華冬花 - すみません、大典太光世とソハヤノツルギをおねがいします。本当に図々しくてすみません。 (2017年5月1日 4時) (レス) id: 83cfd25309 (このIDを非表示/違反報告)
伊兎羽(プロフ) - グヘェヘヘヘさん» あ、あと、続編の方で書くので、そこもよろしくお願いします〜 (2017年2月1日 17時) (レス) id: ee1870178b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊兎羽 | 作成日時:2016年12月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。