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貴方 side
るぅと「それでは、僕は校内の見回りに行ってくるのでこの資料片付けておいてくださいね」
『…え』
るぅと「文句でも？莉犬ところちゃんがいない今貴方しかこの仕事が出来ないんですよ」
もし逆らったら…と会長は鋭い牙を見せつける。
『わ、分かりました！だから牙をしまってください！』
るぅと「分かればいいんです」
満足気な顔をした会長は生徒会室から出ていく。
ぽつんと取り残された部屋には、私と大量の書類だけが残されていた。
『はぁ…強引な人。いや、吸血鬼か』
同じ人間だとしても逆らえない人材だろう。
私には到底叶わない地位と頭脳を持っているからだ。
『…喉乾いたし、買いに行こうかな』
飲み物を買いに行くくらいなら大丈夫だろう、と財布をもって生徒会室の近くにある自動販売機に寄った。
何を買おうかな、と悩んでいると誰かに肩をトントンと手をつかれ振り返ってみるとさとみ先輩達の3人が後ろに立っていた。
しかし、なんの気配も感じなかった私は不思議に思った。
ジェル「最近よく会うな！」
『は、はい…』
ななもり「Aちゃんもジュース買いに来たの？俺らもなんだ！」
『そ、そうなんですね…』
元気に声をかけてくれる2人とは裏腹に、さとみ先輩だけは腕を組みながら私をじっと見続けてくる。
その姿はまさに玉座に座るキングだった。
その姿に嫌な気配を感じた私は、自動販売機でミルクティーを買って早歩きでその場を去った。
先輩には悪いかもしれないが、命の危険を感じてしまったのだ。
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もも。@です！ - え分かります (2021年12月27日 16時) (
レス) @page45 id: 5327744293 (このIDを非表示/違反報告)
千景 - みくりさん» それな(タメですいません) (2021年10月8日 17時) (レス) id: 6a7f4ce163 (このIDを非表示/違反報告)
みくり - あぁ やべぇ この作品、やべぇまじでやべぇ だいすきでぇすぅぅぅ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 6f32075364 (このIDを非表示/違反報告)
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