狐と狸と水分補給 ページ4
side狸
「ラスト一本!」
「「「うーすっ!!」」」
監督の馬鹿デカイ声が体育館に響き、生ぬるい空気が汗をかいた俺たちの肌を撫でていく。
『陽ちゃん、
____人の体って何度くらいで溶けるのかな?』
「知るか水飲んで顔洗ってこいクソ狐。」
『その体力すらないよおおおお』
「いいから行け!!!」
大会までもうあと少し。
俺たち3年とっては残り二回のうちの一回。
こういうと、そんなもんかよ、と思われるかもしれないがそんなもんなんて考え一度も持ったことはない。
「お前らも、水分は常にとっとけよ。
いつかの立野みたいにぶっ倒れたくなかったら、な。」
「チョット、それいちいち持ち出すのやめてクレル?!」
2年が、1年とコソコソやってるのが見える。
あ、立野が行った。
おいおい、すげえ1,2年が怯えてるんだが。
「この話題に関しては割と簡単に怒るよな。」
「狸にほぼほぼ毎回言われてるからネ。
狐に幼稚園の頃に好きだった女の子からもらった手紙いまだに持ってる話される時みたいな感じだよ。」
「相当怒ってたり...?」
「それほどデモ?」
「お前ら、話す体力あんなら外周行ってくるか?」
げ、監督...
「遠慮し「狸、行ってくレバ?さっき水分とってたし、身体動かしたくてたまんない、って顔してたし。」立野おおおおおお!!!!」
結論:立野は怒らせては行けない。
『今戻りましたー!!』
「あれ、早かったね。」
『頑張ったからね!あれ、陽ちゃんは?』
「外周行ってる。
そろそろ休憩だから呼んで来てくれル?」
『おっけー!!』
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八重紅(プロフ) - 鈴の木さん» ただいまぁぁぁぁぁぁぁあぁあああああぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!ありがとうございますううううううううう!!! (2019年1月30日 23時) (レス) id: dc0d2983b0 (このIDを非表示/違反報告)
鈴の木(プロフ) - おかえりなさあぁあああああああぁああああああああああああああああああああぁぁぁい! (2019年1月30日 21時) (レス) id: 2704f327a3 (このIDを非表示/違反報告)
八重紅(プロフ) - 雷雅さん» 長い、長い間お待たせしました!!!まだまだどうなるかわからないんですが、これからも頑張ります! (2019年1月30日 20時) (レス) id: dc0d2983b0 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年3月29日 13時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
八重紅(プロフ) - ありがとうございます!...いや、もうほぼほぼ私個人の解釈です(笑) (2017年12月29日 9時) (レス) id: 6de9376627 (このIDを非表示/違反報告)
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