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226個目の気持ち ページ3

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その行為は私をさらに泣かす行為だった。

いつの間にか2人は別れて、その原因はきっと私だ。
だけど、私達の気持ちは同じで....


一は私とヨリを戻したい。
私も一とヨリを戻したい。


私達の気持ちをわかってて、栞は別れを切出したんだ。

けど、栞は一の事が今でも好きだと思う。

いや、好きだ。きっと。


私はそんな親友の優しい想いに答えていいものなのか。
けど、そんな事を言ったって、今の私には一が必要なんだ。
だからだろう。
色々なキモチが邪魔をして、涙が止まらなかった。
けど、結果的にたどり着く答えは決まってるんだ。


私も一も....


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「最後に、二つ目の話したい事言ってもいいか?」

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『...うん』


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「十年前のあの日。

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 俺はお前の所に行けなくて、そこから俺達の運命は狂いはじめた。


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 昨日もそうで、お前には不幸にしてばっかで、本当に悪いと思う。


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 だけど、俺はあの日から今でも、お前を忘れた日はないし、


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 お前の事を....

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  いや、これはまだ言わない方がいいか....


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 A、俺達の今までの関係を今日で終わりにさせたい。


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 だから、今日の夕方17時に....



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 思い出の場所に来てほしい。


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  今まで言えなかった、いや、言いたかった言葉を言わせてほしいんだ。

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 来てくれるか?」




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『うん...』



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今日、私達の関係に終止符を打とう。


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徹の為にも、栞の為にも....



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そう、この事件に関わった人達にも....



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それが、私達ができるゆういつの恩返しなのだから.....

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作者名:アルテミス | 作成日時:2018年6月17日 19時

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