検索窓
今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:8,928 hit

何があった 7 ページ9

そして、外に出るとなんと吃驚、やつがれ君と会いました。

何時も通り冷たくあたられるんだろうなぁと思いながらも話しかけようとすると、珍しく彼から話しかけてきた。


芥川「Aッ!」

『え、や、やつがれ君?』


まぁなんと云うことでしょうか。やつがれ君は私を見つけた瞬間、走り出して覆い被さるように私に抱きついてきた。今までの冷たいやつがれ君とは正反対の温かく、優しい抱擁。


え、一体何があった。


『やつがれ君、なんか怪しい茸とか食べた?』


咄嗟に出た言葉は之だった。
しょうがないと思う。だって数日前と明らかに態度が違うから。


『と、取り敢えず離れてくれない?之から行く場所があるからさ…』

芥川「断る。もう少し充電させろ」

『ぇぇ…じゃあ着いてきてもいいから之は辞めて?』


私がそう云うと、やつがれ君は不満げな表情で反論してきそうだったので、私は有無を云わさずやつがれ君をひっぺがそうとした。

が、体重は軽いとしてもやっぱりマフィアの男と云うだけで力は強くて、私じゃどうにも出来なかった。


『やつがれ君、離して』

芥川「そんなに云うのなら仕方がない。ほら、行くぞ」


そう云って手を差し伸べてくるやつがれ君に私は何となく察したが、まだ現実味がなくて行動が遅れる。


芥川「何をしている。察しが悪いぞ貴様。手を繋げということだ。早くしろ」

『あ、ああごめん…』



取り敢えず手を繋いだ私は、移動先を教えて、移動時間に何があったか調べた。




先ず…太宰に呼び出されて?

何かを吹き込まれたと…

まあどうせそんなツンツンしてると誰かに取られるよーみたいな感じでしょ。



芥川「おい、着いたぞ」

『んぇ?ああ、御免。考え事してたわ!』

芥川「そうか。なら良い。

其れで、何が欲しい。僕が全て買ってやろう」

『マジ?せんきゅー!』


之は有難い。買う予定の無いものも買ってやろうかと思ったが、流石に可哀想なのでやめた。


芥川(本当にバレないんですよね?太宰さん…あの時話してた内容が…)

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←もうちょい 6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:文スト , 芥川龍之介
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひまひま星人 - どうか...続きをお恵みください...!!!! (3月12日 0時) (レス) @page9 id: bfaf48636c (このIDを非表示/違反報告)
   - https://uranai.nosv.org/u.php/hp/emi20101223/?w=1文句あるみたいです (8月28日 19時) (レス) id: ee53dd5832 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルストロ | 作成日時:2023年8月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。