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何があった 2 ページ4

そんなこんなで迎えた次の日。
どうやら森さんが寄越した連絡によると、早速依頼が入るらしい。
然して私が情報屋をやっていることは幹部の人と、今日来る人には云ってもいいらしいし、森さんもその人たちにしか依頼させないと云っていた。


……一体どんな人が来るのだろうか。
マフィアと云ったら黒服サングラスの厳ついおじさんなんだろうか。


ピンポーン



あ、来たっぽい。


『はーい』

??「首領の命で来た。開けろ」


私の異能は優れものだ。感情以外のデータは全てこの世界で起こった事実だ。
私は其れを好きな時に好きなだけ知ることができる。

つまりだ。私はこの人がどんなものかデータで見れる。


其れを踏まえた上で私は玄関の鍵を開け、扉を開けた。



すると見えたのは私のマフィアのイメージとはかけ離れた存在だった。


不健康にも見える白い肌、明らかに体重が軽いと分かる痩せた身体、其れを隠すように身につけている黒い外套。

お楽しみの為に見た目の情報は見ないでおいたのは正解だったかも。


そんな芥川君は、一瞬呼吸出来なくなったのかと思う程固まった。

が、直ぐに動き出し、はよ進めろみたいな感じで此方を見てくる。



『ええ、そんな急かさないでよ。ほら、立ち話もなんだし此方来なよ。芥川……いや、やつがれ君』

芥川「なっ……何故僕の名を……」

『そりゃ、森さんが態々情報屋をやらせるレベルだよ?名前ぐらい知ってるよ!

それで?依頼内容は?なんの情報が欲しい?』

芥川「これから殲滅しようとしている異能組織の構成員についてだ」

『成程成程……んじゃ、情報料金。ちょうだい』


私がそう云うと、やつがれ君は無造作にお金を私に投げてきた。

態度が悪いなぁ……



『うわあ!投げないでよね!まあいいや。じゃあやつがれ君の連絡先にデータ送り付けておくから連絡先頂戴!』

芥川「………許可しよう」


そこから私達は、連絡先を交換してから帰って行っった。

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ひまひま星人 - どうか...続きをお恵みください...!!!! (3月12日 0時) (レス) @page9 id: bfaf48636c (このIDを非表示/違反報告)
   - https://uranai.nosv.org/u.php/hp/emi20101223/?w=1文句あるみたいです (8月28日 19時) (レス) id: ee53dd5832 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルストロ | 作成日時:2023年8月27日 19時

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