夜明け…5 ページ7
「ﾌﾌ、みんなぐっすりね」
村に下りたついでに食材をたくさん買ってきたので、久しぶりの豪勢な夕食&お酒ではしゃぎすぎて雑魚寝状態になっている
Aはお酒に強いので、毛布をかけてあげると外で晩酌をしていた
「さすがに冷えてきたかしら……」
ｶﾞｻ
上着を取ろうと立ち上がろうとしたら、うしろから足音がした
エース「………」
「エース？どうしたの？」
エース「これ。」
エースの手にはちょうど取りに行こうとしていた上着があった
「ありがとう、エース。ちょうど取りに行こうと思ってたの＾＾」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
エース「ふん///」
「ﾌﾌ、それで？なにか話があるんじゃないの？」
エース「っ…(何でこういうときだけ鋭いんだよ……)あぁ。」
Aはこれでも8年間エースを育ててきたので、少しの変化でも気づいてしまうのだ
(だいたい予想はつくけどな〜)
エース「おれは……あいつ……ゴールド・ロジャーの実の息子なんだろ？」
「(やっぱり……)えぇ、そうよ。」
ガープが言ったのかしら……
まったく、あの人は……ｸｽ
エース「な…で、わ…………ざ」ﾎﾞｿ
「え？」
エース「なんで、わざわざこんな大犯罪者の息子を育てるんだよ……いないほうがマシだろ!?」
そう思っちゃうのか
「エース、私はね………あの人を大犯罪者だと思わないの。」
エース「どういう意味だよ……」
「エースほど大きくないけど、私にも背負うものがあってね。それを知った上で私を受け入れてくれた。」
エース「………」
「あの人はそういう人なのよ。……自分にとってその人が好きならどんな事情を持った人でも受け入れちゃうの。差別も、偏見もなく、無条件に……」
雲ひとつないきれいな星空を見ながら、あの頃のことを思い出す
「私はあの人を慕っているわ。だからね、エース？あなたを育てることにしたのよ。」ﾆｺ
エース「………」
まったくこの子は……
頑固なところはあの人似ねw
「よいしょ！」
エース「なにすんだよ！」
隣に座っていたエースを抱き抱えたかと思うと、そのまま自分の膝の上に乗せた
「ｸｽ、大好きよ、エース。」ｷﾞｭ
エース「そーかよ///」
そう言いながらも自分の服を握ってくれたエースをまた愛おしく思うのであった
(この子が、自分の幸せを掴むまでは………)
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麗桜華(プロフ) - 闇夜((闇と夜の守護者さん» かわいいですよね！！ツンデレ最高です (2017年5月7日 22時) (
レス) id: de759489dd (このIDを非表示/違反報告)
闇夜((闇と夜の守護者 - ツンデレの破壊力∞マジ最強っすわ (2017年5月2日 19時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
麗桜華(プロフ) - みかんさん» 申し訳ありませんm(_ _)m 今ネタを考え中です (2017年3月23日 21時) (レス) id: de759489dd (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 早く続きが見たいです (2017年3月15日 20時) (レス) id: 81568b48d3 (このIDを非表示/違反報告)
麗桜華(プロフ) - 紅蓮さん» ずっと更新できていなくて申し訳ないです(；−ω−)できるだけ早く絡ませられるようにしますね！！ (2017年1月10日 1時) (レス) id: de759489dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗桜華 | 作成日時：2015年8月29日 23時
