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一瞬視界が暗くなり、足元がふらつく
机によりかかり目を開ける
sha「いった……大先生ごめ…ん……」
ut「いや、全然大丈夫……」
目を開けると、なんとそこには大先生がいた
ut「え、シャオちゃん……！？」
sha「大先生…だよな……！？」
俺らはお互いの顔や体を確認しあって本当かどうかを確かめる
sha｢お、俺の体だー！｣
ut｢やっと戻った……！｣
ついに戻ったんだ！この体から戻ったんだ！
俺らは、はてなを浮かべている四人を横目にハイタッチをする
you side
『え、二人とも入れ替わってたの！？』
昼休み、呑気にお弁当を食べていると、ゾムくんがいつもの感じで
zm｢あ、そう言えばシャオロンと大先生入れ替わってたで｣
なんて言い出すから、トマト吹き飛ばすところだった
zm｢本当は言おうとしとったけど、言わん方がおもろかったな！｣
syp｢あれはシャオさんやばかったですよねw｣
sha｢忠実に再現できたと思ったんやけどな｣
いやいや、忠実も何も……
『あれは反則！！！』
あれは本当に心臓破裂するからね！？
zm｢あん時の大先生の顔マジおもろかったなw｣
sha｢チーノ撮ってるやろうから見に行こうぜw｣
syp｢俺も行きたいっすw｣
三人は早めに食べ終わすと、そそくさとどこかへ行ってしまった
おいおい、こんなか弱いレディを一人にすんじゃないよ
その時、冷たい風が吹き、鳥肌が立った
この時期冷たい風が吹くなんてそうそうないのに冷たく感じるのは一人のせいなのか
屋上にひとりぼっちってこんなに寂しいんだね
『はぁ……』
この溜め息も、風と一緒に消えるはずだった
｢幸せ逃げるぞ｣
後ろから男子生徒の声が聞こえてきた
昔から何度もこの言葉を言われてきた覚えがある
『すぐ溜め息吸えば良いんでしょ。すぅー』
｢そう言うことちゃうやろ｣
男子生徒は、私の頭を軽く叩き、隣に座った
『あれれー鬱くん、今日はあーちゃんと食べないの？』
ut｢そんな毎日食ってたら顔も飽きるやろ｣
でもあーちゃん可愛かったじゃん
『今は？』
ut｢んー12｣
『また増えたね』
みんな鬱にナンパされて付き合ったんだよね
いいなぁ…わたしも幼馴染じゃなかったらあったのかな……
ut｢Aは？最近どうなん？｣
『私？誰と？』
ut｢好きなやついるって言ってたやん｣
確かにそんな事言ってたな
ut｢あ、でもAにはシッマがいるから大丈夫やな｣
私は鬱の屈託の無い笑顔に胸が苦しくなった
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アルみかん(プロフ) - ネミさん» 応援して下さりありがとうございます！必ず受かってきます！ (2021年9月17日 22時) (
レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ネミ - 受験頑張ってください！ (2021年9月17日 22時) (レス) id: 6a4c48ebc2 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ココカさん» コメントありがとうございます！親からの圧がすごいんですよ……お互い頑張りましょう！！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ココカ - 受験って大変ですよね...。私も受験生なのでわかります。お互い合格できるように頑張りましょう！ (2021年9月17日 14時) (レス) id: 64702a6588 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - バジルレモンさん» その言葉だけで元気100%になりました！！！ (2021年8月29日 12時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルみかん | 作成日時：2020年8月21日 18時
