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『ロボロん家の卵焼きって甘いよね？一個プリーズ』
rb「お前ん家も甘いやろ」
『甘さが足りないんだよ』
rb「なら自分で作れ」
ロボロはわざとなのか卵焼きを食べた
なんかロボロ最近冷たくない？
sha「お前女子に優しく出来へんの？」
rb「そういう自分やって出来へんくせに言うな」
そうだそうだ！シャオロンくんもっと言ってやれ！
sha「ま、俺はロボロと違って優しい男やからAちゃんに卵焼きあげるけどなー」
シャオロンくんは私の前にはい、と言って卵焼きが入っているお弁当箱を見せる
『ごめん、私箸持ってないんだけど』
sha「俺の使ってええよ」
いや、そうは言いましてもね……
『そ、そう言うのはちーとばかし気にするタイプなもんでして……』
シャオロンくんとはまだ交流も浅いし……
rb「A」
ロボロに名前を呼ばれ、振り返ると口の中に甘い何かを突っ込まれた
rb「今日だけな」
何回か噛んでいくうちに、それが卵焼きだと分かった
sha「あれれーおっかしいなぁ」
rb「うるせぇ！」
二人が喧嘩している間、私は甘い卵焼きをゆっくりと噛んで堪能していた
『やっぱロボロん家の卵焼きは最高だな』
家も十分美味しいけど、また違う美味さがあるよね
『いやーマジで結婚したい』
rb/sha「「え」」
『ロボロのお母さんと』
二人は一瞬だけ固まったが、ホッとしたのかなんだ、とぼそりと呟いた
『あ、そう言えば』
背中に置いていた紙袋をシャオロンくんに渡す
『シャオロンくんにプレゼントー』
sha「まじ！？ありがとう！やっと名前覚えられた……！」
シャオロンくんはルンルンで紙袋の中を覗く
sha「え、これ……ジャージ？」
『そう！結構前に借りちゃってたからさ』
シャオロンくんは紙袋からジャージを取り出すと、すぐに着てロボロにドヤ顔をした
『あ、ついでで悪いんだけど、シッマのもお願いしていい？』
二人はまた固まってしまった
『シャオロンくんとシッマって、確か一緒のクラスだったし』
私が二つ目の紙袋を渡すと、快く受け取ってくれた
『じゃ、私そろそろ戻るから。ロボロ…は置いてく』
rb「優しさがないのアイツちゃうん？」
最後のは聞かなかったことにしよう
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アルみかん(プロフ) - ネミさん» 応援して下さりありがとうございます！必ず受かってきます！ (2021年9月17日 22時) (
レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ネミ - 受験頑張ってください！ (2021年9月17日 22時) (レス) id: 6a4c48ebc2 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ココカさん» コメントありがとうございます！親からの圧がすごいんですよ……お互い頑張りましょう！！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ココカ - 受験って大変ですよね...。私も受験生なのでわかります。お互い合格できるように頑張りましょう！ (2021年9月17日 14時) (レス) id: 64702a6588 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - バジルレモンさん» その言葉だけで元気100%になりました！！！ (2021年8月29日 12時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルみかん | 作成日時：2020年8月21日 18時
