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『……は？』
全く意味が分からん
kn「はぁ……もっかい言うからよく聞いとけよ？」
シッマは再び呪文を唱えだした
『なるほど！分からん！』
kn「俺もう限界や……」
もっとさ、初心者でも分かるように説明してくれないと
kn「お前これ高一の範囲やぞ？」
『記憶にございません』
私の脳は常に新しい事で埋まってくんだよ
そんな昔の事なんて覚えてるわけねぇだろ！
kn「塾とか行かんの？」
『そのお金を新作ゲームにまわしたい』
あのシリーズちょいと高いのよ
kn「お前それでよく三年になれたな」
『運も実力のうちよ』
私が自信満々にピースをすると、今度はより大きなため息をつかれた
『何よ、さっきから私の事馬鹿だと思ってるんでしょ』
kn「やっと自覚したか」
うわ、マジでプッチンだわ
私は筆箱から油性マジックを出して、シッマの手に猫型ロボットを書く
お、結構上手くかけた
『私を馬鹿にしたバツ…だ……』
私は無意識に言葉が詰まった
『え、何で顔赤いの……』
kn「お、お前のせいやろ……」
何か最近シッマの顔赤くなる率高くね
『あ、そんなに私の描く猫型ロボットが可愛かった？』
kn「そ、そうやねん！俺青いたぬき好きやってん！」
え、初耳
kn「と、とりあえず問題やれ！」
絶対何か怒ってるよね？
私怒らせるようなことしたっけ
これ以上追求したら流石に殴られそうだから従うか
えーっと……”すきま”？
確実に”ま”は間だよな
分かんないから飛ばそ
私が知らんぷりして問題を進めていくと、水色のシャーペンの先が空欄のところを指した
kn「A、すき」
うわ、こいつわざとか？
バレてしまった以上仕方がない
私はゲームで埋まっている頭を使って考える
ダメだ、”除”しか出てこない
その時、廊下から何かにぶつかる音が聞こえた
『シッマ、見てきてよ』
kn「自分で行け」
どこまで冷たいんだこやつは……
仕方なく廊下を見に行くが誰もいなかった
『誰もい居なかったんだけど』
kn「じゃあ俺らの聞き間違いやろ。まだ問題残ってるからはよやれ」
はいはい、言われなくてもやりま……あれ、おかしいな
『シッマ、”隙”書いた？』
kn「なんの事？さっきのお化けのせいやろ」
さっきまで空欄だったはずだが、今は埋まっている
もうコネちゃんたらそうゆうところ優しいんだから
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アルみかん(プロフ) - ネミさん» 応援して下さりありがとうございます！必ず受かってきます！ (2021年9月17日 22時) (
レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ネミ - 受験頑張ってください！ (2021年9月17日 22時) (レス) id: 6a4c48ebc2 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ココカさん» コメントありがとうございます！親からの圧がすごいんですよ……お互い頑張りましょう！！ (2021年9月17日 16時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
ココカ - 受験って大変ですよね...。私も受験生なのでわかります。お互い合格できるように頑張りましょう！ (2021年9月17日 14時) (レス) id: 64702a6588 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - バジルレモンさん» その言葉だけで元気100%になりました！！！ (2021年8月29日 12時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルみかん | 作成日時：2020年8月21日 18時
