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深澤 side
「マジですげぇ」
はたして、俺の言葉は彼女の耳に届いているのか
彼女はコップにお湯を注ぎながら固まっている
その理由は紛れもなく、背中に回した俺の腕だろう
「ん？どうした？」
どんな反応をするのか気になった為、わざと質問してみる
『いや……うで…』
予想通り、可愛らしい反応を見せてくれた
「腕がどうしたって？」
『せ、せなか……』
彼女は恥ずかしいのか、目を逸らしてしまった
流石に可哀想になってきたので、そろそろネタばらしをしようと思う
「ごめんごめん、砂糖取ろうと思ってさ」
俺は回していた腕を顔の近くに持ってきて、砂糖を見せる
「A、砂糖入れないと飲めないでしょ？」
覗き込むように問いかければ、一気に彼女の頬が赤く染る
『いや、別になくても飲めるし』
飲める事を証明しようと、彼女は入れたばかりのコーヒーを口に運ぶ
『あっ！』
そして案の定、彼女は唇を火傷してしまった
「もう、ふーふーせずに飲んだらだめだって」
俺は彼女の上唇を親指でなぞる
彼女は少し痛むのか、涙目になっていた
久しぶりに見た彼女の表情に、鼓動が早くなったのを感じる
「……やけどしたら、冷やすんだったよね？」
俺は、自分の唇を彼女の唇に重ねた
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アルみかん(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！更新頻度凄く遅いので気長にお待ちください！ (2023年2月5日 23時) (
レス) id: e807c6316d (このIDを非表示/違反報告)
愛 - こんな時間にすみません。どんどん読み進めてしまいました。続きが気になります！是非更新をお待ちしております！ (2023年2月3日 4時) (レス) @page31 id: ef7ecaa883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルみかん | 作成日時：2022年8月29日 23時
