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憂鬱日和-１ ページ2
宿敵にしては遠すぎて、他人にしては近すぎる。それが私のお姉ちゃんだった。
お姉ちゃんが好きかと聞かれれば、どうしても何秒かの間が出来てしまう。でも嫌いかと言われるとそうでもなくて。でもやっぱり端から見れば…仲が悪い、んだろうな。
「A、いつまで寝ているの！ちょっとはお姉ちゃんを見習う気になれないの！？」
母親は…うん、アレだ。典型的な依怙贔屓。毎朝毎朝同じ台詞ばっかり浴びせてくるんだよね。
「分かってるって〜」
「何処がよっ！」
「だから、もう学校行っちゃうね？」
ニコッ。何処からどう見ても完璧なスマイル。
「ま、待ちなさい！制服はどうしたの？」
「本当だ！忘れてたっ。ありがとうお母さん！」
あぁ、自分の声で吐き気がする。本当、何でこんな事してるんだろ？
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ふゆあ - 面白いですっ！！高評価しました。更新を楽しみにしていますっ。 (2020年9月3日 17時) (
レス) id: 331295c9b2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち - タイトルめっちゃ面白い((o(^∇^)o))更新頑張って下さい！ (2020年7月26日 21時) (レス) id: e345ac4012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるな | 作成日時：2020年7月26日 17時
