すとろべりいぱにっく【すとぷり】 (ページ8)

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∪・ω・∪わんわんお！3 ページ8

ピピピピッピピピピッ

けたたましいアラームの音が鳴り響く。

A「ん…んああぁ…おぎだぐなぃよぉ」

A「…あと…5分…むにゃ…」

A「…ってだめだよぉぉぉぉ」

仕事じゃんんん！

グダグダしていられないっ！と飛び起きて仕事に行く準備をする。

A「起きられてよかったあ」

あのまま寝てたら確実遅刻…
怖い上司に叱られること間違いなし…

ピコンッ

朝ごはんの食パンを焼いていると一通のDMが来た。

まさか、莉犬さんとか…いや、こんな朝早くからないか…

A「え」

その、まさかだった。

まじかよ…！いや嬉しいけど…！

どうしよう、何かあったのかな、と、おどおどしながらDMを開いた。

目に入ったのは、予想にもしなかった言葉だっ
た。

前振りも何もなく、一言。

莉犬くん@すとぷりすとぷりに入りませんか?

うえええええ！？

嘘でしょ、だって昨日あって仲良くなったばっかりなのに！？しかもすとぷりメンバーと1回も話したことないのに！？

断っていいのか悪いのか。
どう返したらいいのかわからなくて、フリーズ状態。

そもそもこれは本気で誘っているのか？
すとぷりに正式に入ることになるなら、リーダーのななもりさんに相談しないといけないはずだ。

ななもりさんには聞いたのか…？

食パンを焼いていたのも忘れ、返信を返す。

めろうお誘いは嬉しいですが…私なんかが入って大丈夫なんですか?

送信ボタンをポチッと押すと、一気に緊張が増した気がした。

そりゃそうだ。なんてったってあの超人気配信者グループに入らないかなんて…

A「私もう死ぬんじゃ…！」

ちょっとにやけながら手足をじたばたさせる。

その姿はまるで幼稚園児のようだった。

そんなことをしているうちに

A「あぁ！！時間！！！！」

黒焦げになった食パンとカチカチと進む秒針を呆然と見つめた。

これはまじめに

ヤヴァイ

A「ぬおおおおおぉぉぉぉ」

棚の横に放り出されたカバンをもち、最後の身だしなみ確認。

幼稚園児のように暴れたせいか、髪の毛が少しボサついていた。

いっけないいけないとくしで軽くとかしてから

いってきまあす( ´'ω'` )