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〜飯田side〜
「一先ずは、これで大丈夫だろうか。」
「ええ。さ、暗くなる前に早く寮に戻りましょう！」
皆の為の買い出し。
それは、学級委員としての務め…
分かっている…だが、こうでもしないと話せない俺を許してほしい。
『普通に返せば？』
統秋君にアドバイスを貰い、実践あるのみ！と機会を窺うも、俺が意気地無しな所為で、なかなかハンカチの話題に切り出せず、いつの間にか買い出しが終了してしまった。
外へ出ると、丁度夕陽が沈み掛ける直前だった。
その陽の光が輝かせる彼女の黒髪に、思わず目を奪われた。
チャンスは、今しかないッ！
直感的にそう思い、その勢いに任せて名前を呼ぶ。
「や、八百万君...！」
「は、はいッ！」
「こ、この間は、ハンカチを貸してくれてありがとう。本当に助かった。」
「い、いえ！そんな大した事は...！」
俺がいきなり頭を下げたからか、物凄く動揺していた。
流石に彼女を困らせる訳にはいかず、直ぐに顔を上げた。
良かった…しっかり返せた…
そんな安心感に浸りながら、寮へと歩いて行く。
「お、飯田、八百万！おかえりー！」
「ごめんね、飯田君、手伝えなくて…」
帰って来て早々に声を掛けられ、それに1人1人対応していくと、黙ったまま何か言いたそうにしているクラスメイトを見つけた。
ごめんと告げその場を抜け出し、そのクラスメイトと向かい合う。
「まあ、色々ツッコみたいところはあるけど…返せた？ハンカチ」
「あ、ああ！統秋君のアドバイスのお陰でな！」
「そう、なら良かったけど…こっちはヒヤヒヤしたわ！！帰って来て見たら2人共居ないし！皆に聞けば2人で買い出し行ったって言うし！とうとうショートして猪突猛進したかと思ったわ！」
本当にその通りだ。
せめて、統秋君には報告しておくべきだったと反省していると、もう1人のクラスメイトがそこに立っていた。
「呼んだか？」
轟君だ。
"
だが、ここから皆の居る所はかなり離れている筈だが…俺達の近くに居たのだろか？
皆の所へ戻ろうと轟君を誘導すると共に、統秋君に目を合わせ軽く礼をした。
すると、呆れた様な、疲れた様な、そんな笑顔が返って来た。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
