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〜貴方side〜
午後の授業も、2人に神経を尖らせながらも無事終了。飯田には残るように言っておいたが、大丈夫だろうか。
放課後、皆が帰ったのを見計らい、話し始めた。
「で、昼は何を悩んでたの？」
「そ、それは…ど、どうやって話し掛けようかと、思ってだな…」
やっぱりか。
そう言いたくなったのを飲み込み、飯田の方を見た。
昨日見た時と同じ位赤くなっている。
飯田なりに、羞恥心と戦いながら、悩みながらも考えていたのだろう。
そんな飯田を見ていたら、昨日の今日で自分なりに頑張ったんだなと、母親の気持ちになってしまった。
「何か用があったの？」
「ああ。この間借りたハンカチを返したくて…ただ、ハンカチを返すだけで良いのかと思って…」
そう言うと、また悩み始めてしまった。
その様子はまるで、緑谷を見ている気分だった。
悩んでいるのを無視して、普通に返せば？と言ったところ、また何かブツブツと言い出していたが、結局納得して寮に帰って行ってしまった。
教室に1人残った私は、何とも言えぬ感情に心が襲われた。
そこへ、まだ残っていたらしい舞友が通り掛かり、少々胸の内を明かしながら一緒に帰る事になった。
「ひゃあ〜！めっちゃウブじゃん委員長！超純粋！話し掛けるのに戸惑うとか拗らせてるね〜！」
「面白がるな。飯田も私も、深刻な状況なんだから。」
「ゴメンゴメン！久々にザ・青春って感じのヤツが聞けて、テンションがつい上がって…」
コイツに話した私が馬鹿だったかな…
舞友は典型的な乙女で、可愛い物、恋愛話、ドラマなんかが大好きなのだ。
高校に入ってからは大人しくなったと思っていたが、迂闊だった。
人の性格はすぐには変わらない、という言葉が胸にぐさりと刺さった様な気がした。
「でも相変わらず、Aはお母さんだね〜。」
「まあ、どっかの馬鹿が少しでも落ち着きがあったら、私の母親染みた行動や言動は今より減るとは思うけどね。」
「それ、間接的に私に落ち着きないって言ってるよね？！」
「誰も"板羅漢舞友が落ち着きがない"とは言ってないけど？」
「あーっ！やられた〜！！しかも強調して言いやがった〜！！結局私だったし〜！！」
そうして馬鹿な群像劇を繰り広げながら、帰路につく。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
