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〜貴方side〜
「うわー…私が気まずいわ…」
あの日、どちらからもたっぷりと話を聞かされたが、内容が殆ど同じだったのだ。
"相手の顔を見ると胸が苦しい"
"他の人と話しているのを見ると胸がモヤモヤする"
"一緒に居ると嬉しいけど、死にそうな程苦しい"
"それは完全に恋です！！"
昨日の話を思い出すと同時に、2人に告げたツッコミが蘇った。
そう言い放った瞬間、2人は顔を赤く染め、そんなまさかと言った顔でぶつぶつ独り言を言い始めていた。
本当に自覚なしで、内心驚いていた。
結局如何したいのか聞いたところ、"好きだと自覚した以上、ちゃんと気持ちを伝えたい"との事だった。
本人達がそう決めたのなら、私は出来る限り手伝うと宣言したのだが…
「い、いい、飯田…さん…はあ、如何して名前すら呼べないの、私…」
「呼ぶんだ、飯田天哉！俺は学級委員長だ！同じクラスの仲間の名前も呼べないなんて…」
何処から手伝えば良いのやら…
今まで自然に出来ていた事すらこの始末。
何から指摘すれば良いのやら…
これは、先が長そう…いや、長いな…
2人の顔色を窺いながら、3時間目が終了。
完璧に疲れ、机に顔を突っ伏していると、肩を軽くトンッと突かれた。
顔をゆっくり上げると、A組一のクールガールが此方を見ていた。
「どったの統秋。疲れてるみたいだけど…」
言おうか迷ったが、あれだけ分かりやすい2人を見て気付かない奴は居ないだろうと踏み、眼鏡とポニーテールの棒人間を描いて見せた。
それを見た瞬間納得したようで、同情の眼差しを向けられた。
「とうとう動き出したか、ヤオモモ…」
「え、耳郎も相談されたの？！」
「いや、ウチはヤオモモの行動見てただけ。あれで気付かない飯田もどうなのとは思うけど…」
良かった、同じ気持ちの人が居て…
心の中で感動に浸りながら、耳郎の手を両手で握った。
それで何があったのか悟ったらしく、肩にポンと手を置かれた。
「授業始めるわよー、席につきなさーい！」
「ど、ドンマイ、統秋…」
「はあ……」
そして、憂鬱になりながら4時間目を迎えた。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
