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〜貴方side〜
いつも通り、何気無い日常を過ごしていた。
そんなある日、気付いてしまった事がある。
学級委員2人の関係だ。
寮制になってから…否、神野事件の後から、如何もぎこちない。
だが、確証も無いのに聞く訳にもいかず、ずっとモヤモヤしたまま早2ヶ月。
何か良い機会は無いものかと思い、帰路につく。
部屋に戻り、溜め息を吐きながら椅子に身を投げ出した瞬間、ポケットからピロンと音がした。
見てみると、なんとあの2人からメールが届いていた。
どちらのメールも見た私は、思わずえっ、と声を上げてしまった。
『突然すみません…
相談したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか？ 八百万』
『突然申し訳ない。
少し相談に乗って欲しいのだが、大丈夫だろうか？ 飯田』
2人から全く同じ内容を送られて来、大丈夫と返信した。
変な汗を掻きながらも、最初に副委員長の下へ向かった。
「すみません、統秋さん。突然お呼び立てしてしまって…」
「いや、構わないよ。それで、如何したの？」
そう聞き返すと、彼女の顔がみるみる赤くなっていった。
「あ、あの、その……い、飯田さんの事で、ご相談が…」
「…………ああ、うん。分かった。ちょっと待ってて。」
あまりに想定外過ぎる内容に驚きながら彼女の部屋を後にし、委員長の下へ向かった。
これでもし、私の予想が当たったとして………
恐らく9割の確率で当たる事を前提に、ドアをノックした。
「すまない、統秋君。突然呼び出してしまって…」
「い、いや、構わないよ。そ、それで、如何したの？」
「じ、実は、その……や、八百万君の事で、相談したい事が……」
「ああ、うん。分かった。ちょっと待って。」
被せ気味で返事を早口で返し、その勢いのまま部屋を後にした。
顔を真っ赤にした学級委員2人の顔が、未だに頭から離れない。
これはそういう事で間違いないだろうと、確信してしまった。
それと同時に、私はとても複雑な糸に縛られ出来上がった玉の様な状態になってしまったのではないか…そんな考えが頭を横切った。
意味の分かりづらい例えが浮かび、自分が心配になってきたが、それでもクラスメイトの為になるならと腹を括り、5階へ戻った。
「す、統秋さん、大丈夫ですか？」
「だ、大丈夫…それより、話の続き、聞かせてくれる？」
「は、はいッ！！」
そして最初に、副委員長の話をたっぷりと聞く事となった。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
