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〜貴方side〜
「取り敢えずお父さんに代わって、話はそれから。」
『分かったよ可愛い妹！父さーん、Aから電話ー』
興奮しきった状態の母と兄の相手は無理なので、自分と2人を落ち着かせる為に父に代わってもらった。
父は2人に比べるまでもなくまともな人だが、心配性な人だから、ある意味親バカかもしれない。
『悪いなA、皆楽しそうにしてたんで、止めるのも気が引けてな。』
「問答無用で止めてよ...」
父は客観的に見れば貫禄ある頑固親父だが、人一倍家族を愛している、正に父親の鑑だ。
まあ、家族に対する行動力のなさが玉に瑕だが...
『落ち着いたか？まだ無理そうなら俺から母さんに聞くが…』
「いや、いいや。ありがとうお父さん」
父が母に声をかけ、落ち着いたのが分かり私も漸くほっとした。
「それで、何の用？」
『ああ、そのことなんだけどね、前メールで送った雑誌の企画の案に、"雄英の委員長にインタビューする"ってあったでしょ？』
「ああ、あったね、それが？」
『それで、根津校長に許可を頂いたから、明日の午後、寮に伺うからね！皆にもインタビューするから！』
まあメインは学級委員の2人だから！なんて誤魔化されたが、雑誌記者の母の口からさらっと言われた重大イベント。
というか、相澤先生から何も聞いていないのだが…
まさか明日の午前中に言う気ではなかろうな…と不安に駆られた。
だが、今から皆に言うわけにもいかず、もう明日でいいやと考えることを放棄した。
「分かったけど、お母さん1人で来るの？」
『最初はそのつもりだったんだけど、A達もヒーローの先輩からお話聞きたくない？』
「兄さんからなら1mmも聞きたくない。」
だから"朝にでも行こうか？"なんて馬鹿なことを言い始めたのかと納得はしたものの、皆の前で顔を合わせるなんて真っ平ごめんだ。
だが、何言ってもどうせ来るんだろうな…と仕方なしに条件を2つ提示した。
1つ目は、妹の美佳を連れて来ること。
2つ目は……
「学級委員のインタビューに私も同席させること。これが飲めないなら兄さんと家族の縁を切る。」
『分かったよお姉ちゃん！お母さんに伝えておくね！』
「だから何の前触れもなく交代するのやめてくれる？！」
この身勝手な行為は明日説教するとして、2人きりで思考回路がショートしてしまうことだけが気掛かりだったので、条件を取り付けられたのは幸いだ。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
