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〜八百万side〜
漫画というものに触れてこなかった為、わくわくしながら最初のページに目をやる。
そこで驚愕した。
白黒の絵、予想外の出来事、登場人物の心情など、小説とは違う気持ちの昂り、次の展開への高揚感に包まれた。
漫画というのは、こんなに素敵なものだったのですね...
あまりの感動に次々と読み進めていくと、見所であろう、主人公とその意中の相手との会話シーンになった。
『お、斉藤もこのアニメ好きなのか？』
『う、うん！い、妹と一緒に見てるんだ！！』
主人公の慌てぶりに可愛らしいと思うと同時に、既視感を憶える。
記憶を探れば、数日前の自分を思い出し顔に熱が集まる。
気にせず先を読もうとするも、記憶が邪魔をして進ませてはくれなかった。
「このままでは読めませんわ…続きは明日にしましょう...」
気晴らしにと、共同スペースへ向かう。
遠目から、設置されているローテーブルで誰かが勉学に勤しんでいる姿が見えた。
近付いて見ると、明るい髪色についつい頬が緩む。
「あ、ヤオモモ〜！丁度よかった！ここ教えてほしいんだけどさー」
「ヤオモモ！次こっちも頼む！」
芦戸さんと上鳴さんが嬉しそうな顔で私に声を掛ける。
表情とノートから、余程真剣に取り組んでいたかが伝わってきて、ますます微笑ましくなった。
芦戸さんの隣に座り、交互に教えることになった。
始めて数十分後、反射でエレベーターの方へ逃げてしまった。
話し声が聞こえ、どうやら探しに来てはいないようでほっと溜め息を吐くと、肩を叩かれビクッとする。
「ヤオモモ、どうしたの？共同スペースに居たんじゃないの？」
「じ、耳郎さん！な、何でもありませんわ！お、おやすみなさい！」
「ああ、うん、おやすみ…」
耳郎さん、すみません...！
心の中で何度も連呼しながらエレベーターに乗り、すぐにベッドに顔を埋めて熱を冷まそうとした。
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カンパチ - 飯百最高！同士さんあんまりいなくって！というかみんな知らないんですよこのコンビ！尊い！ (2021年7月25日 20時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます！最っっっ高ですよねこの子達！！お仲間さんがいて良かった... (2020年9月1日 21時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - うわああああ好きこのカプ！！！さいっこう。。 (2020年8月14日 21時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - 五瀬希林さん» コメントありがとうございます！あまり見ないので書いてしまいました(笑)更新は不定期ですが、これからも宜しくお願いします！ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
五瀬希林(プロフ) - もう推しの域を越えて大好きな飯田君と、女子キャラで１番大好きな百ちゃんのcp…とても新しくて可愛いです！続き楽しみにしてます！ (2019年12月26日 10時) (レス) id: cd54c8d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2019年1月9日 21時
