番外編：おめでとう ページ14
〜貴方side〜
爆豪テメェ！と叫びながら、次の命令を叫んだ。
「1番と17番！次のターンまで、オイラの腕のマッサージだ！」
ここで漸く当たった。もう1人は葉隠ちゃんだ。
見えないが、嫌そうなのは凄く伝わってきた。
私は疲労回復の効果がある針を作り、腕に刺した。
「すっげー腕スッキリしたぜ！よしいくぞ！6番！物真似やってみろ！」
「あ、僕だ！」
その時点でもう笑いそうになってしまった。
当たったのは緑谷君。彼がやる物真似なら、あれしかない。
案の定、彼はオールマイトの顔真似をやって見せた。皆からも、似てるととても好評だった。
「あー笑ったぜ！さて、地獄の再幕だ！9番と10番！2ターン膝枕だ！」
先程まで特に大笑いしていた2人の動きが止まった。
私的には、かなり面白いコンビだ。
「わ、私…」
「俺だ…」
そう、三奈と切島君だ。
2人には悪いが、お互いどんな反応をするのか、少し興味がある。
「わ、悪ィ、芦戸…」
「ううん、いいよ全然！」
男女共に歓声が上がり、2人共顔を真っ赤にしていた。
2人同時に私に助けを求める目を向けていたが、口パクで頑張れと返す事しか出来なかった。
「クッソ切島ァー！3番と14番！右隣の奴を下の名前で呼べー！」
誰が当たったのかすぐに分かった。
命令が出た瞬間、その2人だけが右を向いたから。
「ま、マジで…」
「すまない、針宮…」
響香と障子君だ。
響香が峰田君を、障子君が私を呼ぶ事になった。
「み、実…」
「ッ…A…」
絶望感なのか、罪悪感なのか、口にした瞬間2人共顔を伏せてしまった。
そして、お茶子ちゃんが戻って来、爆豪君を見るなり私の隣に座った。
「最後くらいは気持ち良く終わってやるよー！！全員、オイラに"おめでとう"って言えー！」
最後は幸せにしてあげようと思い、立ち上がった。
それはやはり、皆んなも同じだった様だ。
皆で全力で、峰田君におめでとうを言った。今日1番の笑顔で。
「如何だった？峰田ゲーム」
「途中罰ゲームじゃねェかって思ったけど、結構楽しかったぜ！ありがとな！」
そして、峰田君の誕生日ゲームは幕を閉じた。
またやりたいなと言った事は、聞かなかった事にしたい。
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アルナ(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！不定期ながら更新していきますので、これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 20時) (
レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月12日 18時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
アルナ(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます。面白いと言って頂けて本当に嬉しいです！どんどん出せるように頑張ります！ (2018年11月24日 9時) (レス) id: 75328b6a43 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2018年11月20日 7時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルナ | 作成日時：2018年9月30日 17時
