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この甘い香りは、私の好きな香り。
同時に温もり…というか湯気が視界に入る。
「これ」
康成はそう言って私に差し出す。
それは……
「ココア…？」
「A、これ好きだろ。それに寒いし」
「…うん。有難う」
それなりに尖っている性格故に色々言われてるけど、ちゃんと私を大事にしてくれるのは伝わるし…一緒にいると落ち着く。
学生時代は、片想いが辛いとかどうとかで友達と嘆いていたのに
まさか両想いの方が色々考えて辛くて切ないなんてね…
けど、色々追及した結果「面倒臭い」とか「しつこい」とか思われたくないしな……
―――後日
「えぇっ!?そんな事気にしてたの!?」
「ちょ、先輩！声大きいですって！周りに気付かれます！」
「Aも声大きいよ。逆に皆に気付かれるよ」
休憩時間、先輩2人とランチしに喫茶店へ向かう。
その際、私は思い切ってこの些細な悩みを打ち明ける事にした。
誰かに話せば、少しは気が楽になるのではないか…という自己満足ではあるが。
それに、この先輩2人は私が入社した日からとても良くして下さるのだ。
社交的な方ではない私も気軽に話す事が出来るので、この2人の存在は私にとっては神様も同然である。
「別に倦怠期でもないんでしょー？何をそんなに…」
「でも、怪しいよね。ご機嫌伺いに感じちゃう程、優しいって」
「っていうか初対面の時からそんな感じ!?だって出会いは、その…」
「そう…ですね。彼との出会いは特殊で、その時はハツラツとした感じで…良く笑って、励ましてくれて……凄く明るくて元気な感じで」
そう、康成と私の出会いは、実は“特殊”なのだ。
でも、その時の方が康成の素なのではないかと感じていた。
「彼のお陰で…こうして先輩達に出会えて、楽しくガールズトーク出来て、幸せには変わりありません！」
「もう、コイツ可愛過ぎる！人間国宝！」
「確かに可愛い事言ってくれるし、私達もAちゃんに会えて幸せだよ。でも、締め括る様な事言ってる割には何も解決してないからね」
THE・辛辣…
「っていうか、彼って芸人だよね？なのに笑顔を見せない物静かってのが本来の姿なら、かなり致命的じゃないー？勝負出来なくない!?」
「イマドキの芸人ってそんな感じじゃない？競争よりも皆と仲良くって印象強いもん。で、あんまりガツガツしてないって噂だけど」
「ハングリー精神どこ行った！プライベートは特に四六時中ガツガツしよーよ！」
THE・肉食！
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capoeira - わわ！！リクエストを叶えてくださり、ありがとうございました✨めっちゃキュンキュンしました💕これからも繰り返し読んでいこうと思います！！ありがとうございました🙇 (11月24日 7時) (
レス) @page25 id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - capoeiraさん» capoeira様、リクエストが完成した事を報告させていただきます。後、物凄く長くなってしまいすみません！リクエスト通りになっているのかどうかすら危ういですが…こんなので良ければ時間空いた時で良いので閲覧して下さいませ。この度はリクエスト有難うございます！ (11月24日 4時) (レス) id: 454fdc4e71 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - かぽぽさん» 了解致しました🫡 (11月15日 18時) (レス) @page7 id: 063141ba5c (このIDを非表示/違反報告)
かぽぽ - すみません！！スマホの不具合により別アカから失礼します...！ 一般の人で大丈夫です！！ よろしくお願いいたします。 (11月15日 18時) (レス) @page6 id: 35f74bd98f (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - capoeiraさん» またまた失礼します！となると、夢主は一般の方設定ということでよろしいですか？凄い変な質問してすみません！okなら、お時間かかりますが書かせていただきます！ (11月15日 18時) (レス) id: 063141ba5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷柱 | 作成日時：2023年8月19日 3時
