ある日、突然。彼らは消えた (ページ3)

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ジリリリリリリ........

A『、、、、、ん～。』

毎日のように目覚まし時計を止める

A『、、もう、朝、、、？』

昨日と同じように目をこすりながら体をおこす

A『、、、、、まぶしっ。』

結局、昨日閉めていないカーテンから太陽の光がさしこんでいた。

ぐぅーーーーーーー

A『恐るべし我の胃袋。』

自分の胃袋をほめて私はご飯を食べる為に部屋を後にした。

A『おはよぉ～…って言っても誰も答えてくれないよね(笑)』

独り暮らしな私はそんなことを呟きながらトーストを一枚焼いた。

え？親？それが私にもわからない｡親の記憶がない。思い出そうとしても頭がいたくなるだけ。
結果、私は親は小さい頃に無くしたと思うようにした。疑問に思うことは沢山あったが考えすぎると寿命縮むっていうしね☆

のんきにそんなことを思いながら私はマグカップにミルクをそそいでテレビをつけた

A『あれ、バンタンのことを報道してるニュースが一つもない...。珍しい。』

と思いながらもサイレンのように鳴る胃袋を落ち着かせるようにトーストを口に運んだ。

A『ん～、今日の占いの運勢はどうだろ、、、。えっと、確か今日は8月31日だから、、、。って！ヤバイ！！学校遅刻しちゃう！てか、今日始業式じゃん！』

一昨日まで夏休み気分だった体をリセットし急いで準備をした。

A『いってきまーすっ！』

誰もいない部屋にそう言い急いで学校に向かった。