人間は珍しい(プロローグ2) ページ3
A「いや、あのですね……自分は刺客などではないんですよエェ……ハイ…」
Aの言葉にまださが眉を吊り上げる
まださ「お前、俺がナイフの達人まださいたま2000だと分かって口を利いているんだな?それ以上嘘を吐けば切り落とすぞ?」
それをきたさが両腕で止めている。
きたさ「やめろまださ!お前のそういうクセの所為で皆怖がるんだろ!?てか話的にもここで切っちゃったらまずいじゃん!」
A(……証拠、か。自分の元々の住所でも言えば助かるかな……?)
Aはきたさとまださに自分の住所を伝えた。
まださ「……それは、ここの世界の住所ではなさそうだが…でっちあげてはいないだろうな?」
まださはそれでもナイフの切っ先をこちらに向けたままだ。
なんて聞き訳が悪い奴なんだろう。
きたさ「ほ、ほらほらほら!俺たちの元々の住所と近いじゃん!?近いじゃん!?やっぱ人間なんだよ!に、ん、げ、ん!」
まださ「でも……」
A(きたさいたまが説得しているが……これで納得してもらえなかったらこちらから弁明できるものはないな……)
まださ「じゃあ、コイツはなんの曲なんだ?能力持ちじゃない。曲じゃない可能性もある」
きたさ「あ、確かに」
それじゃあ……刺客も捨てきれないな…、ときたさ。
Aは焦っていた。焦りを表に出さないようにしていたが、肝心のきたさいたまがまださいたま側に寄ろうとしている。故に危機感を感じているのだ。恐らくだが、ここで逃げれば、切られそうだ。
完全に行き場を失ったAにちょっとした救世主が現れた。
「待て、貴様ら」
きたさ「あ、父さん」
≠MM「その子は刺客じゃない。我らと同じ元人間の同胞だ」
まださ「マジかよ」
A(た、助かった……?)
≠MM「まださ、お前の疑いは尤もだ。能力を隠蔽する能力などもある。刺客を疑うのも解る。物騒だからな……その治安を左右できるのは我々2000のような、並みはずれた力を持つ集団や、幽玄、紫煌、双竜を初めとする筆頭共だけだからな」
さてと、長くなったな、人間よ。
我々が案内しよう。
ここは太鼓界だ。
A「は、はい……」
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キテレツ(プロフ) - 十六夜月夜さん» 了解です! (2018年6月9日 7時) (レス) id: 5d172344d0 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - リクエストいいですか?まださいたまと修行をする話をお願いします (2018年6月6日 16時) (レス) id: 480d98284b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キテレツ | 作成日時:2018年2月26日 12時