【進撃の巨人】アルミンさんは独占欲が強いそうです。 (ページ6)

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「もう誰もいないよね。」

「おう。早くいこーぜ。」

よし。ベルトルトとライナーが出ていった。

早く・・Aを出してあげないと・・・

ガチャっ・・＿＿＿＿＿＿＿＿

「A・・、・・起きれｒ・・」

「・・・・」

「・・遅かったか・・。」

僕は恐怖症ですっかり気絶している

Aを背負って保健室に向かった。

・

・

・

((ガラっ))

「失礼します。」

「あら、どうしたの？」

「ちょっと恐怖症で、この子が気絶してしまったので寝かせてもいいですか？」

「あらまぁ・・。この子なのね『閉所恐怖症』と『暗所恐怖症』の

２つを同時に持っている子は。・・いいわよ。手前のベット使ってちょうだい。」

「ありがとうございます。」

そっとベットの上にAを寝かせると

「・・・んん・・。アル・・ミン・・日があったかいね・・。」

「もう・・人が心配してるって時に・・。僕と日向ぼっこでもしてる夢でも見てるの？」

「・・・・んん。眠い・・。」

「くすっ・・今、寝てるでしょ・・。」

「・・ｚｚｚ」

・・本当に・・キミは、見て欲しいところで

いつも僕を見てくれないんだから＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿・・

それに、この前言った僕の言葉もろくに

意味も知らずに受け取ったに違いない。

「・・ねえ。貴方達は幼馴染なの？」

「あ、はい。」

「じゃああなたはこの子の恐怖症のことは知ってたのね。」

「はい。だからその場で出来る限りのことはしました。」

って言っても・・抱きしめただけだけどね・・・。

「・・ねえ、今回恐怖症が同時に起こったのってもしかして・・

男子更衣室と間違えて入っちゃって出るに出れなくて、

ロッカーの中に入ってたって感じかしら。」

「あ、はい・・。なんでそんなに細かく分かったんですか？」

「ふふっ・・。『更衣室』としか書かれてない更衣室があったでしょう？

毎年よくあるのよこの時期の１年生で特に女の子が間違って入っちゃうって話が。」

「そ、そうなんですか・・・。」

「でも、あなたみたいに背負って保健室くるとか・・

ちょっと先生・・青春を感じちゃったわ。」

愉快に話す先生をみて僕は思った。

いい加減、あそこの更衣室の表札を変えろと・・・。

でも・・久しぶりにAの前で・・・

かっこいいところ見せられたかな・・？

なんて・・・思ったりしちゃう今日この頃。