タマモキャット:死が二人を別つまで・・・ ページ13
※マスター(ぐだ子ポジ)が夢主、夢主は唯一生身の人間マスターです※
『』=キャット 「」=貴女
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『我こそはタマモナインの一角、野生の狐・・・タマモキャット!!
問おう、そなたが我のご主人か?』
蒼白い光に包まれて、そんな声が聞こえた。
「如何にも。・・・君が、タマモでキャットなバーサーカー、タマモキャット・・・かな?」
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『ごっ、しゅ、じ〜〜〜〜〜ん!!!!』
語尾を跳ねらせながら勢い良く飛びついてくる狐が一匹。
「っとと・・・どうしたnッででででででで!!!!」
それを笑いながら軽く抱き留める。
しかし抱きつくだけでは飽き足らなかった様で、もう完全に締められる抱擁となっていた。
肩を連打して抗議を求める。
キャットは僕の顔に自身の顔を摺り寄せて喉をごろごろ鳴らしてみせる。
狐というよりはやっぱり猫っぽい。
こんな感じだけど、僕のサーヴァント内では一番古参だし一番強い。
相変わらず力加減なんてあったもんじゃ無いし、会話が噛み合わない時もある。
でも、キャットが一番最初に僕を選んでくれたお蔭で今の僕が在ると言っても過言にはならない。
未だ僕の顔にすり寄っているキャットの頭を撫でながら、ふと口走った。
「キャット・・・僕は、あの時・・・出逢えたのが君で良かった・・・。本当なら僕と君が出逢わない未来も在ったかもしれない・・・。だけど、出逢えたあの瞬間が奇跡だと思ったよ。
全て終わってからも、僕は・・・・君達と離れたくは無いよ・・・」
キャットの肩がぴくっと跳ねる。
そして僕に抱きつく腕に更に力が入る。
『ご主人、何を言って居るのだ・・・キャットとご主人のアイは、誰にも壊させない・・・
・・・死が二人を別つまでなっっ!!』
「・・・ははっ、きっとそうに違いない!!」
キャット、きっと死が二人を別つまで、僕と君は一緒には居られないだろう。
だけど、誓わせて貰うよ。死が二人を別つであろうその日まで、
僕は君の主で居よう。
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ハルカ - 感じでお願いしますm(_ _)mもし書いていただけるならお願いしますm(_ _)m (2018年4月18日 7時) (レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - リクエストなんですけどいいですか?、4期の十代に恥ずかしがり屋で、本当十代の事好きで顔真っ赤になる夢主人公のファーストキスをとる十代のお話をお願いしますm(_ _)mちなみに、十代は、夢主人公の気持ちに気づいていて、十代も、夢主人公の事好きでやったみたいな (2018年4月18日 7時) (レス) id: 04586e5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
理小 - どうでも良いけど、基山の名前多くない?(更新しろ (2018年3月31日 22時) (レス) id: 63eb09e9c4 (このIDを非表示/違反報告)
理小 - 森田菜々子さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年3月31日 22時) (レス) id: 63eb09e9c4 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - いいですよ、その代わり最新頑張ってくださいね。応援します。(優しい笑顔) (2018年3月19日 8時) (レス) id: a0a3b710e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理小&塩かまぼこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/naki06281/
作成日時:2016年9月28日 21時