２‐３ ページ26
眼鏡の人ことトレイ先輩は、マジフトの話をしだした。
「...去年同様、ディアソムニア寮が優勝するんだろうけど。」
「あの寮は手も足も出ない。無敵すぎる。」
「まぁ、寮というよりかは寮長のマレウスさんが強すぎるのが原因かと。」
トレイ先輩に続き、ジャミルやジェイドも不満の声をあげていた。
『...(確かにあの人は次元が違いすぎる。)』
「私でも、竜の君には到底かなわないよ...。」
エペルは、マレウスのことを知らないため「えっと？」という顔をしていたため、ルークが簡単にマレウス率いるディアソムニアのことを説明した。
「竜の君はね、マジフトでは無敵だったサバナクローに一切点を入れさせない、圧倒的な強さでね。」
「まぁ...サバナクローに関わらずどの寮も完敗だったがな。」
「本当に凄い方なんですね...。」
エペルはサァっと顔が青くなりつつも答えた。
『...(今年はどうなるのやら。)』
私がそう考えていると、ジェイドが溜息をつきながら...
「今年は、出場見合わせてほしいものですね。」
皆がそうだね。と賛同しているときに私はあるものを見つけて皆に声をかけた。
『...今って寮長会議してるのよね。』
「...あぁ、そうだが急にどうしたんだ？」
私はとある方向を指さしながら...
『だったらあそこにいるマレウスはどうしたんですかねぇ...』
指さした方向を皆が見ると、そこにはマレウスがユウさんと一緒にいるのが見えた。
「...また呼ばれてなかったんだな。」
「...そうだな。」
「...各寮長、それに気が付かないのも不思議なことですね。」
トレイ先輩、ジャミル、ジェイドは苦笑いしながらマレウスのことを見ていて
ルークとエペルもそんな皆の反応を見てハハハと乾いた笑いを零していた。
―――――――――――・・・・
一方その頃、寮長会議でも...
マレウスの殿堂入り選手の話で、イデア以外が反対し話がついたところでヴィルがあることに気付いた。
「ところで、今日の寮長会議またマレウスだけ呼び忘れてない？」
ヴィルがそういうと、全員がピタッととまり...
「「「「「「 あっ！ 」」」」」」
学園長ですら忘れていたようだった。いつになったらマレウスは寮長会議に参加することができるのやら...。
―――――――――――・・・・
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りー - カリムとジャミルのフェアリーガラはSRですよ (2021年12月3日 5時) (
レス) @page47 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
しのぎ - 続きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁないぃぃいいいいアだとぉぉぉぉぉ！！！！！！！！！更新頑張ってください!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 0eebcb3b29 (このIDを非表示/違反報告)
シルバー・ルーク最推し - 夢主ちゃんの活躍がとってもカッコよく、ルークさんと仲良いのがめっちゃ最高です!続きが楽しみです! (2020年7月14日 23時) (レス) id: 3d20bcbc75 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 夢主ちゃん素敵！！続きが楽しみです(о´∀`о) (2020年5月10日 18時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - えっやば好き (2020年5月10日 17時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山はる | 作成日時：2020年5月4日 18時
