２‐２ ページ25
...ヴィル姉たちと食事をしていると、ユウさんと狸、お騒がせ1年生がラギーといるのが見えた。
様子を見ていると、ラギーは自身のユニーク魔法で狸からパンを奪っていた。
『...(何やってんの。)』
私は、ヴィル姉たちに少し席を外すことを伝えラギーを追いかけた。
大食堂から出たところでラギーを捕まえて先ほどのことを聞いた。
『...自分のユニーク魔法を使ってまで食べたかったの？』
「なんだ、見てたんスか〜。」
ラギーは私に見られていたことに驚いた様子だったが平然と答えた。
「わがままお坊ちゃんからのお使いッスよ。」
私はあのにゃんこかと思いながら、やれやれといった顔をしているラギーに
『...あの子たちを甘く見てると痛い目見るよ。』
「...一応、肝に銘じておくッスよ。」
ラギーは一瞬、私を探るような目で見てきたけどそれじゃ。と言い去っていった。
『......。』
私はヴィル姉たちの元へ戻った。
「あら、もう用事は済んだの？」
ヴィル姉はメイク道具を出しながら私に言ってきた。
「...何か嫌な予感でもするのかい？」
ルークは私の僅かな表情の違いに気が付いたようで問いかけてきた。
『...サバナクロー。』
私がそれだけを言うといち早く反応したのはヴィル姉だった。
「はぁ？あの野獣ども？？？」
ヴィル姉は顔をしかめながら「レオナに一発グーパンしてやろうかしら。」と物騒な言葉が聞こえてきたが聞こえなかったふりをしておこう。
「獅子の君の寮は、狩るのには楽しい相手だよ。」
ルークはフフフっと最高の笑みを見せていた。こちらも物騒だ。
エペルは、私にこれ以上危険なことはしないで下さいよ！とすがってきた。
『......。』
私たちはそれから、午後の授業を受けるため各々教室へと戻っていった。
――――――――――・・・・
放課後は、マジフト大会についての寮長会議があり、私はルークとエペルと共に中庭で待っていると...
ジャミル、ジェイド、眼鏡の人が集まって話をしているのが見えたので私たちはそちらに向かった。
「...おや、ポムフィオーレの皆さんではありませんか。」
ジェイドが私たちに気付くとにこやかな笑みで挨拶してきた。
「やぁ！ごきげんよう諸君！」
ルークは3人に向かって副寮長がこんなところでどうしたんだい？と聞いていた。
「いや、たいした話じゃないが、今年のマジフトのことでな...」
―――――――・・・・
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りー - カリムとジャミルのフェアリーガラはSRですよ (2021年12月3日 5時) (
レス) @page47 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
しのぎ - 続きがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁないぃぃいいいいアだとぉぉぉぉぉ！！！！！！！！！更新頑張ってください!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 0eebcb3b29 (このIDを非表示/違反報告)
シルバー・ルーク最推し - 夢主ちゃんの活躍がとってもカッコよく、ルークさんと仲良いのがめっちゃ最高です!続きが楽しみです! (2020年7月14日 23時) (レス) id: 3d20bcbc75 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 夢主ちゃん素敵！！続きが楽しみです(о´∀`о) (2020年5月10日 18時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - えっやば好き (2020年5月10日 17時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山はる | 作成日時：2020年5月4日 18時
