彼女ガ思イシ幸セハ

十話　~過去~ ページ12

ラインハルトside



ラ｢あ……｣



それは一瞬の事だった｡



彼女が微笑んだ所をたまたま見ただけ｡



それだけで僕は彼女に
所謂一目惚れをしてしまったらしい＿＿



ωωωωωωωωωωωωωωωωωωω
一週間後



フェ｢ラインハルト､例の彼女居るよ?｣(ﾆﾔﾆﾔ



最近フェリスはずっとこんな感じだ｡
　


それはともかく彼女が…



ラ｢あの〜｣



｢はい!なんですか?｣



可愛らしい声だな…｡




ラ｢いや､お見掛けしない方だな､と｡｣



後ろでフェリスが｢嘘つけ〜｣と言ってる｡



静かに､と目で伝えると､



フェリスが返す前に彼女が口を開いた｡



｢ああ､なるほど!私はリリアと言います!!
これから宜しくお願いします!えっと…｣


ラ｢ラインハルト･ヴァン･アストレアと
　申します｡どうかラインハルトと｡
　敬語もよろしいですよ｡｣


｢わかった!ラインハルト!!
でも､そっちも敬語なしね!｣


｢ああ､わかったよ｡｣




こうして僕と彼女…
リリアは友達になった｡




.

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