先生。 7th【K.N】

Lesson.285 ページ16

「Aちゃぁあああん！？

イケメンな風磨くんは撮れましたかぁああ！？」





球技大会と同様


いや球技大会のときは奈留ちゃん一緒じゃなかったな…





お昼は屋上で潰そうと教室に向かっていた。



ところ





うるさい幼馴染 高校3年 (精神年齢5歳)


“キクチフウマガアラワレタ”




私は風磨のこをギロッと睨んで




「心配しないでください

いやになっちゃうほど風磨の写真撮ってあげたから」





「うわぁーAちゃんやさすぅーい」





そう言うと風のように去っていった。






「Aっちーあれは噂の菊池先輩ですねぇー」





…奈留ちゃんが面食いだったの忘れてたわ



「どの噂なの？」



「イケメンの情報は風に乗って届くのですっ！！」




「あぁ〜でも風磨 彼女いるから〜。」



「知ってるよ？」



「えっ？知ってるの？」



「別に付き合いたいわけじゃないの！

ただ見てるだけ〜



目の保養〜」





そういうもんなんだ…。








「あとさ〜あれだね〜きっと。」




「何？」



「Aっちの幼馴染第二弾くん。」



「何それ」



「佐藤君だよ。」



「あぁ勝利ね。」



「彼女と別れた〜なんて噂も周りに回ってるだろうし〜。」



「うん。」



「いっぱい告白されてるかもね！！」



「だね。


いい人と 出会ってほしい。勝利には。」



「じゃあ今から告白してこようかなぁ〜。」



「えっ本気？」



「うそ〜」



「なんだ…本気なら応援するけど


うそなら許さないよ？」



「…それなのに佐藤くんのことは好きじゃない…と」




「それとこれとは…話が別…だから…その…」

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