和の日記帳～『スケッチ』番外編 (ページ11)

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和の日記張～(知らなかった話し) ページ11

翔side

翔「和君…この頃ね、俺も、相葉ちゃんも
君達二人と会えなくて…不安で不安で仕方なかった…潤君は、智君の前に２度と現れないからって怒ってたし…和君は、いくら連絡しても、なしのつぶてで……」

和「……ごめん…あの時は、誰とも会いたくなかったから…」

翔「うん…でもね、中庭で和君を見つけた時…
何でかな……こんな事で、俺達５人は離れない…きっと…きっと大丈夫って思えた…でも、結果的に智君と、和君は１度別れる事になっちゃったけど……それは、智君の為に必要な選択だったんだって…今では思える…」

和「ﾌﾌｯ…皆を振り回して…悪いなって…今俺が皆の為にできる事って…智君と、別れる事くらいしか思いつかなくて……いっぱい心配させて…ごめんね…」

翔「ﾌﾌｯ…智君が帰国した日…待ってたんだ…
潤君と……もしかしたら、和君が空港に迎えに来てくれるんじゃないかって…でも、潤君からは、いつまでも経っても連絡来なくてさ…」

和「……俺が倒れたから……潤君行けなかったんだ…」

翔「車、運転してたらさ…相葉ちゃんが『病院に行って！！』って急に叫ぶからさ…
何かあったんだって…智君なんて、青い顔して『和君に何かあったの！？』って心筋梗塞で倒れたって情報しかなくてさ…震える手で急いで車…飛ばしたよ(笑)」

和「……そう言えば…翔君ってハンドル持つと、人変わるのに…この頃は皆気付いてないよね？」

翔「あ～…自分なりに気を付けてたから(苦笑)冬は、雪とか雨の後は、スリップするからさ…それなりに気を付けてたし、チェーン付けるとそんなにスピード出せないし…それに病院に向かってた時は…皆…和君の事で、頭いっぱいだったから、多少の荒い運転には気付かなかったみたい(笑)(;A´▽｀A」

和「そうだったんだ(笑)御来光見に富士山行った時は…何で人変わっちゃったの？(笑)」

翔「……いろいろ解決してさ…気が緩んでたんだろうね(笑)雪とかも降ってなくてさ、道路条件も良かったし、夜中でそんなに混んでなかったから、素が出た(笑)(^-^;」

和「翔君って…ほぼほぼ、完璧な人だと思ってたから、意外な面が見れてビックリしたよ(笑)」

翔「(;ﾟ∇ﾟ)ｱﾊﾊ……俺の話は、もういいよ(笑)智君がさ、留学先で記憶を取り戻したって…和君に沢山謝って…又和君の隣に戻るんだって言ってた最中の出来事だったからさ……皆…凄く心配したんだ…早く和君が目覚めますようにって…沢山祈った…」