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俺の横に座り直した和君
机を挟んで並ぶ３人を真っ直ぐ見つめて
俺に話してくれた事を皆に話す
温泉に行かなかった理由…
全てを聞き終え３人が口を開く
潤「……だから臨海学校の時も…」
和「……うん……同年代には、特に見せたらイジメられたりしそうで怖くて…」
潤「そっか…でもさ、俺は和が頑張って来た姿、知ってる…何度か管に繋がれた和を見てきたし…傷があるのは承知の上だよ…でも、無理に見せろなんて言わない…和が見せてもいいって思えるまで待つし(*^-^*)」
翔「そうそう…和君の傷痕は、俺達からしたら奇跡の傷痕……和君に命の灯火を再び灯してくれた…とても素敵な傷痕……恥じたりする事なんて１つもない(*´ω｀*)」
和「……潤君……翔君(つд；*)」
雅「ﾌﾌｯ♪今は傷だらけだけどさ…
全部が残る訳じゃないでしょ？
現に薄くなった傷痕だってある訳でしょ？
今より傷痕も少なくなるかも知れないし…
今くっきりついてる傷だって、年月と共に薄くなるかも知れない…俺もさ、和君の傷痕は、和君が頑張った証だと思う…すげぇ〜カッコイイ傷痕だと思う(≧▽≦)」
和「まー君…」
智「…ね？…ここに居る誰もが和君の傷痕を気持ち悪いなんて思わない…
だって…皆、和君が一生懸命生きようって頑張ってる姿を見てきたんだもん…
和君の傷を見て距離を置く人は、和君の内面も頑張りも知らない外見だけで人を見る人…
俺達は、和君の優しさ、強さ、弱さ、頑固さ、たまに見せる我が儘な姿…
全部知ってる(*´∀｀)
だから一人で怖がらないで…悩まないで…
何時でも頼って…沢山話して♪
俺達は、何時でも和君の味方、理解者でいたいから(*^-^*)」
和「智君…皆…ありがとう…ありがとう
(´；ω；`)」
皆に話した事で
傷痕の事で和君が悩む事は…もうないと思う
和君の心の奥底には、まだまだ俺達の知らない悩みや、苦しみが埋まっているかも知れない
けど…それは又…その悩みにぶつかった時
皆で一緒に乗り越えて行けばいい
そうでしょ？和君(^^)
泣き笑いの和君を囲み和やかな時間が過ぎる
『失礼致します♪お夕飯をお持ち致しました』
運ばれて来た食事を見て沸き立つ一同(笑)
雅「…刺身が光ってる♪」
翔「アワビでかっ♪赤貝旨そう〜(*≧∀≦*)」
潤「和♪茶碗蒸しあげる(*´ω｀*)」
和「ありがとう(^o^)俺、生物ダメだから皆で分けて♪」
智「和君♪味噌汁、ちょっとお湯で薄めようね(^^)」
和「ご飯半分あげる♪」
楽しい夕飯の始まり♪
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年10月16日 9時
