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おばさんに
雅『少し……少しだけ、和君の側に居てもいいですか？……』って尋ねる
和母『………勿論よ……』
和君を見つめる……
もう一度、和君の頭を優しく撫でる…
抗がん剤の副作用で
サラサラだった和君の髪の毛は抜け落ちて…
今は、ボウズ頭の和君の頭……
病気と一生懸命向き合って…
頑張っている証……
和君の頬に触れる…
雅『……温かい………』
少しでも…
君と長く一緒にいたい………
そういえば…
和君に帽子をプレゼントしたっけ…
雅『…これ…プレゼント…♪僕のと色違い…(^^)』
和『ありがとう……でも、今夏だよ………ニット帽って……』って苦笑いしていた和君を思い出す…
今でも鮮明に思い出す事ができる君の笑顔に
堪らなく会いたくなる事がある…
そんな時は
１人…
静かに涙を流すんだ…
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年10月16日 9時
