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和君が入院していた
病院の中庭…
近くのベンチに座る
あの頃の俺は
病院に居るんだから
和君は、絶対元気になるって…信じていた……
でもね…
和君の体は…日に日に弱る……
台風の過ぎ去った次の日…
和君に会いたくて
病院に走る……
雅『和君っ！』って病室に入れば
疲れたような顔をした和君……
おばさんが『昨日、一時危なかったの…今日は、５分が限界ね…』って悲しそうに笑う…
雅『…わかりました……』
和君の側に行き…
雅『和君……頑張ったね…今日は、ゆっくり休んで……又……明日…来るよ…』って言えば
和『………ｺﾞﾒﾝﾈ……』
小さく一言呟いて…
ゆっくり目を閉じる……
和君……よく頑張ったね…
お帰り……
眠る和君の頭を撫でる…
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年10月16日 9時
