今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:5,139 hit
小｜中｜大
ページ ページ11
ひとしきり笑って
二人でフェンスの向こうの景色を見ていたら
和『……まー君……あれ？……何だろう？』
和君の指差す方を見れば…
クルクル回る鳥の形の風車？…
何だろうね？……って……その時は
二人で首を傾げたっけ…
家に帰って
お母さんに尋ねたら…
雅母『それは、風見鶏っていうのよ♪』
風の吹いている方向を
教えてくれる
昔ながらの道具らしい
次の日
和君にその事を教えてあげたら…
和『……僕……風見鶏…大好き♪』って
俺の大好きな笑顔で言っていたね……
俺はね…
そんな君が大好きだったんだ…
結局…伝える事のできなかった
俺の気持ち……
和君……
君は気付いていたんだろうか…
和君は…俺のこと…
どう思っていたんだろう…
今となっては
知るすべもないけれど…
雅「ﾌﾌｯ………」
小さく笑い
公園へと歩き出す……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年10月16日 9時
