「スケッチ」～あの空の向こう側5【O×N】 (ページ9)

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潤side

慌ててゴーグルをつける相葉ちゃん

和の事見てる時の目

ちょっと、可哀想だなって思ったんじゃない？

基本的に優しい人だからさ

心臓が悪いってだけで

運動神経はいいのに運動できないなんて…って思ったんじゃない

寒くて涙が出たなんて苦しい言い訳

仕方ないから…助けてあげるよ

潤「ゴーグルつけ忘れるなんて…やっぱりおバカだな～(--;)」

雅「また人の事バカバカって…年下のくせに～！」って追いかけて来る

あ～うぜぇ～(～O～;)

和と智君は、また始まったって笑ってる

二人から少し離れた場所まで来ると

雅「…ありがとね…潤君」ってお礼を言われた

潤「和に同情するな…和は人の気持ちに敏感だから…相葉ちゃんが、和の事…可哀想とか、同情したらすぐにわかる…今だって…すげぇ～苦しい言い訳…気付かれたかもしれないよ…」

雅「ごめん…もう大丈夫…前みたいな失敗…したくないから…戻ろう！」

潤「ﾌﾌｯ♪…あ～…うざい、うざい」ってわざと大きな声で二人の元に戻る

雅「…うざいって酷くない(T＿T)」

俺の後ろを追いかけて来る相葉ちゃん

潤「相変わらず、しつこいよあの人」って相葉ちゃんを見る

和「ﾌﾌｯ♪潤君…あんまり年上いじめないの(笑)」

大丈夫…気付かれてない…って相葉ちゃんにアイコンタクト

雅「ﾌﾌｯ♪」

智「二人が追いかけっこしてる間に、レクチャー終わったんだけど(苦笑)」

潤「えっ？アハハ…どうする？」

雅「どうしようか？初心者コース…行ってみる？」

智「和君…行ってみる？初心者コース？」

和「…そうだね…初心者コースは、子供でも滑れるくらいの傾斜でしょ？ちょっと挑戦してみようかな♪」

雅「チャレンジ精神大事～！行こう行こう！(^o^)」

智「ちょっと、待ってね♪翔君に初心者コースに移動ってメールしとくね♪」

４人で初心者コースに移動する

潤「和…大丈夫そう？」

公園の滑り台よりゆるい傾斜

初心者向けのコースだから距離も短め

和より小さな子供も沢山滑ってる

和「あんな小さい子も一人で滑ってるんだ…俺だって…できる」って和の闘争心に火がついた(笑)

何度も滑ってたら初心者コースは、４人とも楽々滑れるようになった

メールを見て、初心者コースにやって来た翔君と合流

一日目は皆で初心者コースで肩慣らし

潤「和…これなら初級コースなら行けるかも♪」

和「本当！？」

後日、この提案をした事を後悔する事になるなんて

この時は誰も想像していなかった