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潤side
智君の面会に行って
俺達の記憶をなくしたとがわかってから３日…
面会に行った次の日の和は
沢山泣いたんだろう
瞼が腫れ…
目は充血してた…
明らかに寝不足って顔……
でもさ……
笑うんだ……
辛いはずなのに
何もなかったみたいに
笑うんだ……
横と錦が
横「ニノミ〜…目…真っ赤だけど……」
錦「…瞼も腫れてるような……大丈夫？」って尋ねてる…
和「ﾝﾌﾌ……ゲームし過ぎて…寝不足〜…」って君は又笑う……
潤「…和……」
和「ん？…何？潤君(^-^)」
潤「…うぅん……何でもないよ…」
和に微笑む
横と錦とお喋りしてる和を見つめて思う
もうさ……無理して笑わなくて…いいよ…
そんな和を見てることしかできない自分が嫌だ
和の為に何ができる…？
俺は…何をしてやれる？
それから毎日考えた…
翔君と相葉ちゃんに
もう二度と、智君の前には姿を見せないからって言っちゃったけど
どうしても、智君にガツンと言ってやりたくて
面会に行った日から３日たった今日
和には内緒で病院に向かっている
病室の前
中から、相葉ちゃんと翔君の声が聞こえる
一生懸命、俺達の事……思いださせようとしてくれてる
さっきまで、翔君と相葉ちゃんに、どんな顔して会えばいいんだ……なんて考えていたけど…
今となっては、どうでもいい…
勢いよく扉を開け、智君に向かって歩く
翔「じ、潤君っ！！？」って翔君がビックリしてる
そりゃそうだよね…来るはずのない訪問者だもん
相葉ちゃんも智君の前に立ち
雅「潤君……おーちゃんは記憶がないんだ……だから…」
知ってるよ…そんな事
でもさ……記憶がないからって人を傷付けていいの？
智君の一言が和をどれだけ傷付けたか…
わかってる？
智君のお母さんの言葉が…どれだけ和を悲しませたか…知ってる？
潤「…うるさい………どいてよ…」
雅「で、でも……」
潤「退けって言ってんだよっ！！」
智君が相葉ちゃんの背中を叩き、翔君の方を指差す
相葉ちゃんが、翔君の方に歩いていく
智君をまっすぐ見て話す
俺が、和を好きだった事
でも、和が選んだのは、智君だった事
幸せにしたい…幸せにするって…和君が居ないとダメなんだって言ってただろ？
なのに…なんで和を悲しませてんだよ！
和の顔が浮かぶ
『告白…されたんだ…』『もう少し考えてみるよ』『聞いてくれて…ありがとう…』ってはにかんだ和の顔
『お付き合いする事になりました』って照れて笑う和の顔
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2018年9月22日 14時
