【五条悟】【夏油傑】悪戯心で同級生の心を読んだら色々とヤバかった (ページ6)

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『んん…狭い…』

自室のベッドで寝てると、身動き出来ないほどの窮屈さに目が覚める

まだ眠い中、目を開けると、横を向いて寝ていたため、目の前に温もりのある壁…

『…は？』

すると、後ろからギュッと何かに抱きつかれ、温もりが伝わってくる

それが何か確認するため振り向くも、やはり壁

でも、いつもの部屋の壁ではない

『…？？？』

混乱するも、鼻を掠める匂いに、ヒュッ…と息が止まり、身体が固まる

それは紛れもなく例の2人組の匂いで…

一気に顔が赤くなるのが自分でも分かる

『なっ…なにしとんじゃー！！///』

そう叫びながら、2人を念力で投げ飛ばす

ゴンッゴンッと痛そうな音がするが、この際構ってられない

『お、お前ら…っ、一体何処から入ってきた？！』

昨日の記憶を思い出しても、鍵はちゃんと締めたはずで、窓も開けてない

悟｢ってぇ…何処からって、なぁ？｣

頭を摩りながら起き上がった悟が、そう言いながら傑を見る

傑｢痛たた…そりゃあ、玄関からに決まってるだろ？ねぇ？｣

腰を摩りながら起き上がった傑も、そう言いながら悟を見る

『んなわけあるか！俺はちゃんと鍵締めたんだよ！だから入って来れるわけ…』

ない。と言いかけた時、2人がゲスい顔をしながら手に持ってるものを見せてくる

それを見た瞬間、信じられず、目を見開く

『なっ…お前ら、まさか…』

悟｢これで開けちゃった♡｣

傑｢この部屋の合鍵♡｣

『っ…こんのっ…変態共がぁぁ！！』

まさかの合鍵を勝手に作られていて、怒りに任せて、2人に向けて氷柱を投げ付ける

悟｢そんなに怒んないでよ｣

傑｢そうだよ、ただ私たちはAと一緒に寝たかっただけなんだから｣

簡単に避けられながら、巫山戯たことを言う2人にブチギレる

『巫山戯んな！俺のベッドはデカくないんだよ！そんな中巨人が2人も寝たら、寝れるわけねぇだろ！！』

悟｢またまたぁ♡ぐっすり寝てたじゃん♪｣

傑｢ほら、証拠もあるよ？｣

そう言って、傑の携帯画面を見せてくる

『は？！』

そこには、気持ちよさそうに悟にくっついて寝てる俺と、両サイドでピースしてる傑、悟が写っている

いや、色々ツッコミたいところあるけど！とりあえず…

『今すぐ消せ！っああもう！貸せ！俺が消す！！』

消すよう言うが、絶対消すはずないと思い、携帯を奪いに行く

傑｢嫌だよ。せっかくAフォルダーが増えたのに、それにもう悟にも送ったよ｣

悟｢俺のにも可愛いAがいっぱいあるよ♡｣