【五条悟】【夏油傑】悪戯心で同級生の心を読んだら色々とヤバかった (ページ14)

今日:10 hit、昨日:25 hit、合計:7,537 hit

＊ページ14

傑「送迎の人が送ってくれるから、安心して帰りな？(さっさとその汚い手を離せよ猿が。Aが穢れるだろう…穢すのは私なんだからな)」

悟は明らかにムスッとしながらいい、傑はどこか黒笑を浮かべながら言っている

「…やだぁ！Aくんから離れたくないぃ！ねぇ、一緒に家まで帰ろぉ？」

一瞬2人を睨みつけた後、甘えるように俺に問いかけてくる

…そういや、女が悟と傑に靡かないなんて珍しい…
大抵の女は2人の容姿に靡くのに…俺よりかっこいいだろ？…黙ってれば

少し疑問に思うも、このままじゃ埒が明かないため、仕方なく送っていくかと決める

『分かった…送ってくから…』

「ほんとぉ？やったぁ♡Aくん優しいねぇ♡大好きだよぉ♡」

俺がそういえば、嬉しそうにした女は、俺の頬に口付ける

悟、傑「‪💢」

『っ…そういうの、止めてくんない？』

女の行動に2人がブチ切れるが、無視して止めるよう伝える

「えー？なんでぇ？嬉しくないのぉ？私ぃ可愛いでしょー？」

なぜ止められるのか理解出来ないのか、そう言う女に頭が痛くなる

『……そういう問題じゃなくてさ…。誰彼構わずそうゆう気を持たせるようなことはしない方がいいって言ってんの』

「もうぅ…私ぃそんな尻軽女じゃないよぉ！Aくんだからぁしたのぉ♡」

悟、傑「！！(おい、まさか…こいつ…)」

「私ぃ…Aくんのこと好きぃ♡ねぇ、付き合ってぇ？」

そう言った瞬間、俺と女が引き剥がされた

『悟？傑？』

引き離された後、女から隠すように2人の背中に隠され、少し戸惑いながら2人の名前を呼ぶ

悟「……あのさぁ、黙って聞いてればお前なんなの？Aはさ、任務でお前を助けただけでお前のこと何とも思ってねぇから」

傑「……それを何を勘違いしたのか知らないけど、自分に気があると思う思考が理解できないね。後、自分で言うほど君…可愛くないよ。自意識過剰も甚だしいね」

2人でチラリと俺を見た後、女にそう言うと女は怯み、目に涙を浮かべる

その後特に何も言わず、女は補助監に連れられて家に帰された

『………あのさ…悟と傑の言い分は分かるよ、実際そう思ってたし…。でもさ、もう少し言い方ってあったんじゃないのか？』

やっぱり少し女が不憫に思い、2人にそう言うと両サイドからギュッと抱き締められる

悟「………だって、アイツ…Aにベタベタ触るし……」

傑「………それだけじゃなく、猿の分際で付き合おうなんて言い出すし……」