【五条悟】【夏油傑】悪戯心で同級生の心を読んだら色々とヤバかった (ページ13)

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＊ページ13

悟「なーにしてんのっ」

『∑ひゃ？！』

自販機で飲み物買おうとしてた時、後ろからお尻をペロンと下から上に撫であげられ、変な声が出る

悟「………」

『っ…おい！おま、いきなり声かけるのも、ケツ触んのも止めろって言ってんだろ？！///』

変な声を出してしまったことに恥ずかしさで顔を赤くしながら、真顔でいる悟に怒る

悟「………」

『？悟？』

反応がない悟に首を傾げる

なんだ？さっきから真顔で固まってるけど…覗いてみるか

そう思い、軽く腕を掴む

悟「(は？何その声。可愛すぎか。誘ってんのか？誘ってるよね？その真っ赤な顔も女みたいな声も、いや、もう全部俺にとっては誘ってるにしか見えない。ぶちおかしたろうか？は？)」

『………』

悟の心境に、俺の顔も( ˙-˙ )ｽﾝｯとなって未だに動こうとしない悟をその場に放置し、さっさと飲み物買えば何事も無かったかのようにその場を去る

………アイツ、そろそろヤバくね？？
そのうちはんざいに走りそうだな…それは色々と可哀想…いや、腐ったみかんが困るのは別に大賛成だけど、五条家とか夜蛾せんとかが可哀想だから、その時は俺が全力で止めてやるか…仕方ねぇな

そんな事を思いながら、任務へと向かった

硝「…で？何でそうなった？」

任務から帰って来た俺は、教室で硝子に正座させられている

理由は…俺の隣に引っ付いて離れない奴が原因だ

『いやー…任務先で襲われてた一般人を助けたらー…こうなりました…』

そう言うと引っ付いてる”女”が更にギューッと抱きついてくる

ごめん、マジで空気読んでくんねぇかな……
さっきからあそこの2つの殺気がハンパねぇンスわ……

『あの、さ…もう怖いやついねぇし、家まで送ってもらえるし、帰りな？』

そう女に声をかけると、態とらしく上目遣いをしてくる

「えー！私ィ…まだAくんといたいのぉ…♡でもぉ…Aくんが私の家まで送ってくれるならぁ…帰ってもいいよぉ♡」

……わぁ…ウザ。

表情は笑顔を保ちながら、心の中でめんどくせぇと思う

助けてくんねぇかな…と硝子の方を見ると、面倒臭いからか知らん顔してる

はぁ…アイツらには声掛けらんねぇし…どうしよ、マジで

心の中でため息吐いてると、殺気を放っていた2人が動き出した

悟「おい、いつまで引っ付いてんだよ。もう呪霊いねぇんだし、さっさと帰れ(Aに引っ付きやがって、羨ましいんだよ！クソが！)」