【リク4】 ページ43
「はい、我々の世界では個性が出るのが4歳なので、話を聞いた時は色々と驚きました」
鳴海「…その初めては彼の両親でした」
「！！」
鳴海先生の言葉に目を見開く
まさか、最初に 殺 めてしまったのが両親だとは思わなかった…
「何故、そんなことに…」
鳴海「詳しくは僕も分かりませんが聞いた話だと、初等部校長の罠に嵌ってしまい、アリス暴走により両親を巻き込んでしまったと…」
「そうだったんですね…」
鳴海先生の言葉にそう返す
Aが来てまだそんなに経ってはいないが、そんな辛い過去があったのにも関わらず明るく振る舞えることは素直に凄いと思う
こんな世の中だから中には同じ状況ならヴィランになりかねない奴もいるだろう
だけどAはそんなことはなく、寧ろヒーローになれる素質は十分ある
まだ10歳の子供なのにだ…新人ヒーローが恥ずかしく思うね
鳴海「あの子は学園でも辛い思いをしています…そちらの世界では辛い思いはしてないですか？」
「してませんよ。我々ヒーローが傍にいますので、辛い事や苦しい事があれば助けます。生憎、クラスの奴らはお節介ばかりなのできっと心配する事はないです」
鳴海「そうですか…安心しました。そちらにいる間だけでもあの子の心が救われるなら…無事に帰ってくるのを待ってます」
「はい、ここに戻るまでの間は命に変えても護ります」
俺がそう言うと鳴海先生は頭を下げた
鳴海「どうかあの子をよろしくお願いします」
「任せてください」
そう言った時身体が光りだした
「これは…」
鳴海「きっと向こうに戻れるんだと思います。あの、相澤先生に会えてよかったです。Aくんの様子も分かって、ホッとしました…」
「俺もよかったです、彼が言わなかった事実も知れて…色々考えを改めました」
鳴海「…Aくんに伝言頼めますか？"棗くんのことは心配しないで…僕が出来る限り護るから…勿論皆のこともね"」
「分かりました、必ず伝えます」
鳴海「よろしくお願いします」
鳴海先生からの伝言を聞き、そう言い合った時には目の前が真っ白になった
そして、気が付いた時には自分の部屋にいた
時計を見ると学園にいた時間は僅か30分ほどだった為、伝言も伝えないといけないのもあり教室へと向かった
突然の出来事だったが、まぁ…いい機会だったんじゃないかと思っておこう
…次あった時の為に必需品は常に持っておくか←
end
文字数がぁぁぁ…後書き書けぬ…
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沙那(プロフ) - 結さん» いつもありがとうございます！今少しずつ番外編書いてるのでお待ちくださいね (2021年9月15日 15時) (
レス) id: 2ce4ed2139 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 楽しみに見てます。短編も見たいです (2021年9月15日 13時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
沙那(プロフ) - 結さん» まだまだ途中ですが、少しずつ進めていきますね！ (2021年8月12日 18時) (レス) id: 2ce4ed2139 (このIDを非表示/違反報告)
結 - わわリクエストありがとうございます！！ (2021年8月12日 15時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
結 - ありがとうございます！気長にお待ちしてます！無理はなさらずにしてくださいね (2021年1月20日 12時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2020年1月9日 16時
