28alice ページ3
『そして、それぞれのクラスでアリスの向上やコントロール出来るようにする為の能力別クラスなんだ…危険能力以外はね』
上鳴「危険能力は違うのか？」
『表は一緒だよ、だけど…それはカモフラージュ…。危険能力の本当の目的は生徒を闇工作員に仕立てあげ、反アリス組織のZERO…通称Zを絶滅させる為のコマとして任務させてるんだ』
全「！？」
僕の言葉に皆が驚く
瀬呂「え、ちょっと待て…それってもしかして…人を殺 したりしてるのか？」
蛙吹「…それで、あの時…“敵側"だと言ったのね…」
『っ…そう…僕は……“4歳"の時、初めてこの手で人を殺 めたんだ……』
そう言って、両手を見つめる
『…正直、あの時の感覚は今でも忘れられない…
命乞いをする人…【助けてくれ】と虫の息で言う人…家族を守るため命を投げ打つ人…中には女性や僕より小さい子とかもいた…
だけど…任務をやらないと、ルカ達が危険な目に合うから…棗だって、今でも発作が出てるのに、これ以上任務が増えたら…だから、心を無にしてひたすら任務を遂行してた…
だから、僕は闇の人間なんだ…光の中にいる君たちが眩しくて…綺麗で…一緒にいていいのか不安になる…
今日まで不安だった…本当の姿を話したら離れてしまうんじゃないかって…この世界で君たちに見放されたら僕は………』
そこまで言って溢れそうになる涙を両手で隠す
僕が話してる間、皆何も言わず黙ったまま聞いていた
表情は様々で、涙を流してる人や顔を歪めてる人など
…ああ、これで本当に見放されたら…どうしようか…
どこも行くとこないなぁ…ヴィランにはなりたくないし…
そう思ってると、女子が全員抱き着いて…え、抱き着いて？！
『え、え、ど、どしたの？(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)ｱﾀﾌﾀ』
麗日「ぐす…辛かったよね…」
芦戸「4歳からとか…大変だったよねぇ…ひっく…」
葉隠「そんな小さい時から、そんなことさせる大人は酷いね…私が懲らしめるからぁぁぁ(号泣)」
耳郎「ここじゃ、そんなこと絶対させないから、安心して…」
蛙吹「大丈夫よ…私たちはAちゃんの味方だわ、ケロ…」
八百万「もし、そんな輩がいましたら、返り討ちにしますわ…っ」
皆泣きながらそう言ってくれて、つられたのか、涙が出てきた
『うう…ありがとう…ずっと辛かったよぉ…でも、僕がしないと皆が…っ』
相澤「ああ…よく頑張ったな…」
先生がそう言って僕をギュッと抱き締める
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沙那(プロフ) - 結さん» いつもありがとうございます！今少しずつ番外編書いてるのでお待ちくださいね (2021年9月15日 15時) (
レス) id: 2ce4ed2139 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 楽しみに見てます。短編も見たいです (2021年9月15日 13時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
沙那(プロフ) - 結さん» まだまだ途中ですが、少しずつ進めていきますね！ (2021年8月12日 18時) (レス) id: 2ce4ed2139 (このIDを非表示/違反報告)
結 - わわリクエストありがとうございます！！ (2021年8月12日 15時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
結 - ありがとうございます！気長にお待ちしてます！無理はなさらずにしてくださいね (2021年1月20日 12時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2020年1月9日 16時
