無口なくるくる。【ars】

男五人 ページ7

雅「乗って乗って〜」




さっきから何で二回繰り返すんだろ…







雅紀さんに言われる通りに可愛らしい緑色の車に乗った。









雅「Aちゃんって、何歳？」




「……24……で、す…」




雅「あっ、意外！俺の一個下かぁ！」







ってことは、雅紀さんは…25？









雅「んじゃあ、ニノと松潤と一緒か」





「？」





雅「あぁ、これから一緒に住むヤツだよ笑」







…









雅「男…五人だよ、」





「…！」









お、男…の人…五人に、私……一人？









「・・・」









ガクッ、って肩を落とした私に









雅「ひゃひゃ、Aちゃんおもしろーい！」









ってユナみたいなふわふわでとろっとろな笑顔で笑った。









雅「ついたー！」





「…おっきぃ、……」





雅「まあAちゃん入れたら六人住む家ですからねぇ！」





「何か…私…もよくわかんないんですけど、……その、私なんかと……住んでも……何もいいことなぃ……です、よ？」





雅「なーにいってんの！さー入った入った！」








…私の思いも遮られ、




大きな玄関に入ると






「ごほっこほ！……うえっ…」





ゴミの山…ホコリの山…





カサカサッ！





「きゃ…」






雅「ゴキブリだあ、よく出るんだよね」









？「相葉さん、お帰り。新人ちゃんは…？」





雅「あ、翔ちゃん。Aちゃんってゆーの。可愛いっしょ？」





翔「帽子でよく見えない…ってアホか！



あれ？震えてない？」







「…((ぷるぷるっ」







雅「どうしたの！？」






翔「汚いからじゃない？」






雅「なるほど！」

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