無口なくるくる。【ars】

はな○っぱ ページ14

翔「…あ、Aちゃ…A、おはよ」






コーヒーを右手に、新聞を左手に持った翔ちゃ…んが、微笑みながら言う。






「お…はよ」





あれ…他の人は…まだ、寝てるのかな。





翔「他のヤツらまだ寝てるよ」






えっ、なんで…私の思ってること…







翔「A…笑

表情コロコロ変えるし、わかりやすい笑」






…気づかなかった……


なんか、恥ずかし…






テレビをつけて、Ｚ○Ｐを見る。







翔「あ、Ｚ○Ｐ派なんだ。」





「あ、…変える？」




翔「いや、桝さん見とく笑」







って言いながらも、新聞を見てる翔…ちゃん。







智「A…翔ちゃ、おはよ。」






目を擦りながら、お兄ちゃんが下に下りてきた。






翔・A「おはよ。」






智「にゅーす見てるの？おいら、この時間は…」






って、私からリモコンを奪い、…２チャンネルに変える。






「…はな○っぱ？」





智「んふ、可愛いよね。こいつ」





翔「いつもの事だよ。笑」





智「翔ちゃん、天気。」





翔「今日は、…雨です。残念」









はぁーってため息ついて、ソファに寝っ転がるお兄ちゃん。







翔「ぶっ、智くん…Aに膝枕…」



智「いーじゃん。兄弟なんだし。ね、A」



「やだ。」





私がソファから抜けるとお兄ちゃんの首がガクってソファに落ちる。




「んふふ笑」



それが面白くていつの間にか笑ってた。





翔「…///」


「？」


智「翔ちゃ、おいらの妹に惚れないで。」


翔「ほ、惚れてないし！」






雅「おっはよーー！」






「おはよう…。」


翔「朝からハイテンション…すごいな。」


智「すーすーすー…。」








…今日から、朝はこんな感じなんだろうか。

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