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いつものBARでもなくて、ただのカフェでこんな時間に会うことすら初めてなんだと少し暗くなり始めてる空を見ながら思う
YG「A、」
何から話したらいいかな。もう当分ユンギさんとちゃんと向き合ったことがくて。ましてや、私の気持ちを伝えたことなんてないから話し始めすら分からなくなって黙る私にユンギさんは名前を呼んだ。
そこで初めて、ユンギさん視線を合わせる。
YG「さっき言ったけど、俺離婚した。」
『ど、どうして…?』
なぜ今更なのか。どうして離婚したのか。何も聞かなかった私には理解ができない。
YG「お前は俺のものだと思ってたんだよ…。
馬鹿みたいに真っ直ぐで俺だけを愛してくれてて、それだけでも幸せだったんだよ。
誰よりも俺がバカだったから、…ごめん、A」
私が好きでたまらない気持ちは言わずもがな分かっていたの……?どうして謝るの…、
YG「初めて見た時、驚いた。
ヒョンによく似たかわいい女の子で、なんだか洗礼されてて透き通るほど綺麗な人だって思った。」
ユンギさんが私に抱いてた気持ち…、それは初めて聞く信じ難い事実。
YG「俺がお見合い結婚だったのは知ってるだろ?」
『はい…、初めてあった日聞きました。』
YG「本当に会社を思っての結婚で好きだったかと聞かれれば全く…、俺には愛なんて気持ちはなかった。」
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作者名:yumiya | 作成日時:2020年7月10日 0時