ーー失楽園と楽園ーー 2 (ページ26)

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TH｢俺バカだから、…ごめん、｣

『謝って欲しいわけじゃないよ、テヒョン？』

TH｢会いに来てくれて本当にごめんなさいそしてありがとう。

俺、死ぬほどAちゃんが好き、｣

ギューッと強く抱きしめられて、これ以上耐えられない潰れちゃうって思うのに胸はいっぱいに満たされて幸せで、

『もうどこにも行かないで、』

TH｢もう二度と離さないから、｣

愛してるって、ちゃんと目を見て伝えてくれて重なる唇はあまりにも熱くて、

それでいて幸せだ

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TH｢ジミナに謝らないと…、｣

『テヒョンの友達なんだって？』

TH｢うん、Aちゃんくらい大切な人だよ｣

だから相当大切なお友達。なんて言いながら私の手を握ってぶんぶんと振るテヒョンが可愛くて仕方ない。

TH｢こんな所まで来てくれて、俺を見放さないでいてくれてありがとね。｣

『急に真面目になるんだから……、』

にひひって私の大好きなテヒョンの笑い方をするだけで微笑ましくて嬉しくて、

『そう言えばテヒョンなんで髪の毛染めたの？青髪辞めたの？』

TH｢え、あぁ…Aちゃんを諦めようと…、｣

全然忘れられなかったけどってしゅんとするテヒョンに、

『え？それと髪の色と何が関係あるの？』

なんて不思議すぎる言葉に立ち止まる