ーー失楽園と楽園ーー 2 (ページ3)

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『テヒョンってばズルい…、』

TH｢ズルくないよ、｣

そう言いながらフーっと耳に息を吹きかけられて擽ったくて縮こまる私に嬉しそうに笑ってるテヒョン。

『意地悪しないで！』

TH｢えぇー、だって可愛いんだもん｣

『か、かわいくない！』

TH｢俺が可愛いと思ったから何がなんでも可愛いんですー！｣

そのままちゅってキスされて、驚いてる暇もなく啄むみたいに何回も重ねられる唇

『んっ、テヒョン、っ、…ス、ストップ』

想像より厚い胸板を押し返してもビクともしなくて、むしろその手をテヒョンは掴んでベットに押し付けられる。

『こら、っ、』

TH｢こんな状態で止めれないよ、｣

『もう、』

TH｢優しくするから、ね？｣

なんて誘惑して来るテヒョンにいつも負けるけど私を満たすのは本当に上手なの。

『て、てひょん、…』

TH｢こら、逃げないの、｣

迫り来る何かに腰を浮かすのに、逃げさせてはくれないテヒョンはぎゅっと私の腰を掴んで離さない。

『んっ、…』

TH｢大好きだよ、｣

その言葉が私を満足させるんだ。